うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

LGBTが日本で「見えない」ように「うつ・発達障害」も「見えない」のかもしれない

うつアスペ会社員のもみじです。

水曜日って気が遠くなりますよね。どうして水曜日って響きはこんなに気が重くなるのか…

今日も死にそうな体を引きずりながらどうにかやることをやっていました。

カフェイン禁止なのに結局コーヒーを飲んでしまったり…

そして軽躁状態が再び発現してしまったり…

その後がくっと疲れてしまったり…

相変わらず学習しないわたしですが、いい加減楽になりたいです。体がもたない。

フルタイム週5日つらすぎ問題。在宅で働きたい。カウチポテト万歳。

LGBTの友達・知人はいますか?

いきなりなんですが、最近この件について書こうと思っていました。

あなたの身の回りにLGBTはいますか?

LGBTはレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとったものです。レズビアンは女性同性愛者、ゲイは男性同性愛者、バイセクシャルは両性愛者、トランスジェンダーは自認の性と身体の性が一致しない人のことです。

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多様性を象徴する色ということで、6色の虹色がシンボルカラーとのことです。レインボーフラッグとか言いますよね。日本でもLGBT向けのイベントを行うとき、虹色をモチーフにしたポスターが作られていたりします。

で、このLGBTなんですけど、あなたのまわりにいますか?テレビに映っている人は除外でお願いします。マツコデラックスとかカズレーザーとかは外してください。あなたが日常生活を送っている中で、今まで、LGBTと公言している人はいましたか?女性を恋愛対象としている女性や、どちらの性別も性愛の対象としている男性、体は女だけど心は男…そういう人はいましたか?

これで思ったんですけど、わたしの人生振り返ってみると、まあいろいろ人数はいるわけなんですけど、「LGBT」を公称している人って非常に少なかったんですね。同棲してたり「自分はバイだから」と公言している人を数えてみると、片手で足りるくらいしかいない。これまで何百人もの人と出会ってきたはずなのに、LGBTと認識できる人は、その程度の人数しかいない。「見えるLGBT」はそれくらいの数ってことです。私の観測範囲の話ですが。

 

LGBTもっといるはずじゃないの?

ただ、日本のLGBTの割合を調べてみたら「約8パーセント」という数字が出てきました。この数字、どう思いますか?わたしは「高い」と思いました。13人に1人。40人のクラスなら3人はLGBTだったってわけです。いましたか?あなたのクラスに3人、LGBTいましたか?私の認識では、クラスメイトがLGBT(自他ともに認める)ということはありませんでした。公言できる時代・環境ではなかったということもあると思います。特に思春期は、自分の価値観が大きく揺らぐ時期ですから。

日本にLGBT層(セクシュアルマイノリティ)の人は約8%の割合で存在するとされています。
 
つまり、日本の人口の13人に1人はLGBT層ということになります。これは、左利きの人や、AB型の人の割合とほぼ同じです。LGBTは、思っているよりずっと意外と身近な存在なのです。

日本におけるLGBTの割合〜13人に1人!?左利き・AB型と同じ割合!?〜|LGBTメディア|Rainbow Life

 

 左利きやAB型は良く見かけますが、これと同じくらいの割合でLGBTがいるってことですよね…どうですか?あなたの周りにLGBTオープンの方っていますか?芸能人は省いてくださいね。レディガガとかはバイセクシャルを公言していますが…わたしはごく一般的な日本の学生生活と社会人生活を送ってきましたが、「LGBT」を公称する人との出会いは本当に少なかったです。性的嗜好はわざわざオープンにするようなものではないので、「秘められたもの」として扱われることが多かったのでしょうけど、それにしても見かけませんでした。「あの人そうなんじゃない?」っていう噂が流れることもありましたが、あくまで噂。長年彼氏がいない美人が実はレズビアンなんじゃないか…みたいな野次馬根性が生み出した妄想でしかなく、本人が公認した情報は全くありませんでした。

 

うつ病の方が「見える」?

一方、わたしも罹患している「うつ病」に関してですが、これは2008年には日本で100万人以上患者が確認されています。

 平成14年に厚生労働省が行った調査では、うつ病の有病率6.5%であり、15人に1人が生涯に1度はうつ病にかかる可能性があると報告されています1)
うつ病患者さんは年々増加しており、2008年にはうつ病と躁うつ病(双極性障害)とあわせて100万人以上になったといわれています2)。しかし疫学調査1)からは300万人以上のうつ病の患者さんがいると推定されていますので、うつ病患者さんの4人に3人はきちんと医師を受診していないことから1)、実際にはさらに多くの患者さんがいると考えられます。

うつ病の患者数 | うつ病の情報・サポートサイト こころの陽だまり

 

 有病率6.5パーセントということなので、ちょうどLGBTの半分なんですよね。ただ、わたしが知る限りだとうつ病の人は多い。ネットのコミュニティを省いて、リアルの知り合いに限った話でも多い。大学時代からうつ病になった人は5人ほど知っていますし、社会人になってからうつ病になった人もその倍ほど知っています。「私の周りどんんだけメンヘラが多いんだ…」と思っていましたが、のちに私もメンヘラになったので無問題です。日本は本当に社畜帝国です。お国のために身を削る昔から何も体制が変わっていません。ベーシックインカムが欲しい。お金ほしい。

 

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 で、発達障害はどうなのかというと、…調べたところ子供のデータしかありませんでした。ただ、2012年で発達障害の子供は6.5パーセント。これもうつ病と同じくらいの数値ですよね。そして最近、発達障害の人(大人含む)は本当に多い。いや、私自身もそうなのでよくわかりますが、会社とか見てても「この人クロだわ」って人本当に多い。どこから見てもADがHDしてる香りを放っている人とか、アスがペルガーしているこだわり職人とか大量にいます。こういう人、昔だったら「変わっている人」で済んでいたんでしょうね。ちなみにわたしは併発型です。凝り性のくせに飽き性なので、よっぽど気に入ったことしか長続きしませんし、やる気も出ません。社会人として使いにくいことこの上ない奴です。つらい。

 

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 とにかく何が言いたいって、うつ病とは発達障害って、実はLGBTよりも少ないんですよ。数字上は。でも実際身の回りを見ているとLGBTの人って見かけないし、そのわりにLGBTより少ないはずのうつ病に関しては、メンタルクリニックが昨今どこもパンパンだったりするので、「どういうこと?」ってなるわけです。

 

街中でLGBT見かけますか?

単純な疑問なんですけど、街中にカップルいますよね。手をつないだり腕を組んだりして歩いていますよね。あれのLGBTバージョンって見かけます?明らかに恋人と思われる雰囲気を醸し出しながら歩いている同性2人組って見かけます?わたしは街を歩くたび「不思議だ」と思います。LGBTは世の中に13パーセントもいるというのに、そのカップルが外を出歩いているのを見かけたことがない。※セクマイ当事者が集まるイベント、エリアを除く、日常の生活範囲内の話です

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わたしはほぼ見かけたことがないです…男女のカップルが歩いているのは腐るほど見かけるのに、同性のカップルは見かけない。「見える」カップルはいないわけです。これって「うつ病」「発達障害」が「見える」化されていなかったのとよく似ているなと思いました。

 

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 わたしはうつ病・発達障害を抱えていますが、外から見たらいたって普通です。そんな、顔に「メンヘラです」って書いてあるわけじゃあるまいし、わたしが病んでることを見抜ける人は10人に1人もいないと思います。今は服薬である程度症状が安定しているので健常者の「擬態」をすることは以前より容易になりました。

ただ、そんなわたしの「見えない障害」をわかってもらうことは至難の業です。こちらから何もアクションを起こさずに相手に「見えない障害」を認識してもらえることはありません。ですのでわたしはヘルプマークを持ち歩くことにしました。見た目は一般のようでも、実際はそうじゃない、特別な事情があるんだ、ということを公開するためです。

 

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 これと同じようなことがLGBTにもあったりしないのかな?って思ったりはしました。虹色のグッズを身に着けるとか。ただうつ病・発達障害と違ってLGBTは「性的嗜好」の話なので、わざわざあからさまにする必要がないのかもしれませんが…

 

心・脳・体のバリアフリーを

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思うことは、LGBTのカップルも普通に手をつないだりいちゃついたりして街を歩ける社会になったらいいんじゃないかってことです。今の世の中、13パーセントもLGBTがいるように「見えない」んですよね。いるところにはいるかもしれないのですが、「いるところ」にわざわざ行かなくても、「普通にいる」ことが大切なんじゃないかって思います。ダイバーシティ。体のつくりも心のつくりも70億通りあるわけですから、その組み合わせだって自由自在なはずです。男は女としか、女は男としか手をつないで歩いてはいけないなんて法律ありませんよね?今の日本なら。

 

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 うつ病・発達障害という「マイノリティ」になってつくづく思うのは、そういうマイノリティに優しい社会こそが多様性を認めるというか、圧倒的強者しか生存できない社会では今後日本は潰れていくばっかりだぞ、ってことです。LGBTだってマツコとかのオネエタレントがいるから存在は認識されているかもしれませんが、「実例」として市井に普通にいる風潮はまだまだ広まっていないと思います。まだまだ「テレビの中の存在」ってイメージなんじゃないでしょうか。全然関係ないですけど、男子フィギュアスケート選手のゲイセクシャル率が高くて驚きました。

フィギュアスケートのゲイ・同性愛者まとめ!オネエで同性婚の男多い? | 従者ヨシコの芸能ブログ

とにかく、もっとマイノリティにオープンな社会になればいいなって思いました。ヘテロこそ至高!!!!!!健常者こそ至高!!!!それ以外は排除!!排除!!!!っていう偏狭的な考え方はいまどき合わないと思うんです。

小学校のクラスメイトで普通に同性同士のカップルができて、それを親が認める…そんな風景が一般的になったなら、「ダイバーシティ」って言葉も絵空事ではなくなるのかもしれませんね。もちろん「うつ」や「発達障害」などのメンヘラ界隈も、偏見が薄まり、社会の一員として認知されたらいいと思います。言うは易く行うは難しですが、これからの10年でもっと多様性の高い社会が実現したらいいなと思います。体だけではなく、心や脳のバリアフリーを。