金曜日の夜をめざして

一人暮らしのリハビリ中アラサー。うつ病とか発達障害とかいろいろ

サインバルタ(デュロキセチン)を始めて1ヶ月。吐き気、体の痛み、抗うつ効果について体験

サインバルタを飲み始めて1ヶ月過ぎた頃になります。私は双極性障害なのでできれば抗うつ薬は飲みたくないのですが、梅雨時の落ち込みや身体の痛みがもの凄かったので、サインバルタを使うことになりました。

かつてはイフェクサーを使っていましたが、痛みへのアプローチはサインバルタのほうが強いらしいです。ちまちまとカプセルを飲んでいます。薬価は結構高い。自立支援医療を使っているのでそこまで困りませんが。

 

粘っこい頭の「黒さ」が剥がれる

SNRIは効果が出るまでに半月からひと月くらいだそうです。サインバルタもそうです。飲む前はどっしりと頭に黒いものがのしかかっていました。目の前のものが見えてるようで見えなくて文字は読めないし、食べても味覚は働かないし、生きてることに虚しさしかなかった。

サインバルタを飲み始めてからは、そういう頭の上のフィルムがペリペリと少しずつ剥がれてるような気がします。うつだと正常じゃないメガネをかけて生活せざるを得ませんが、それを外せた感じ。文字を読むのはあいかわらずしんどいし書くのはさらになんですけど、前よりはマシです。

気分は「安定する」というより「上がる」感じです。ここが懸念事項です。というのも、うつ病だとどうかは知りませんが、双極性障害的には「上がる」のは必ずしも良いイベントではありません。上がったら必ず下がる。そのアップダウンがメンタルにもフィジカルにもつらい。

リチウムやラミクタールも併用しているので、極端なアゲアゲにはならないと願ってはいますが、例年夏は軽躁ぎみになるので、今年もどうなるやら…

気分安定薬を飲まずにSNRIだけ飲んでいた時期もありました。その結果、一時は爆発的にテンションが上がってまるで復活したかのように見えるのですが、パワー使い果たしてすぐに落ちます。この復活状態を勘違いして復職したんですけど、やっぱダメでした。山があれば必ず谷があります。サインバルタもそうなのでしょう。

双極性障害と分かってから色々調べましたが、やはり軽躁で調子に乗るとダメ。必ず後でうつのターンがやってくる。それは台風や低気圧、季節の変わり目で色濃く現れます。

サインバルタは頭の黒いフイルムをスムーズに除去してくれますが、それで治ったと確信したらダメなのでしょう。コントロールが大事。

 

気分が悪い

胸焼けするような感じ、めまい、眠くなる等の症状がついてきます。カプセルが苦手なので飲むのは毎回大変です。錠剤あればいいのにな…

朝に飲むのですが日中の眠気は若干あります。カフェインで除去できるときとそうじゃないときがあります。目が覚めるようにテンションが上がる反面、どうも疲れやすくてそれで気分が悪くなるようです。省エネで生きないとすぐにしんどくなるんですよね…

気持ち悪い感じはあります。吐き気というか喉の奥がべたっと張り付くような不快感はあります。内臓がちょっと疲れた感覚というか、二日酔いの気持ち悪さに似てるというか…飲み続けたら慣れるそうなので、まあ我慢するしかありません。

 

身体(四肢)の痛みは軽くなる

サインバルタは腰痛や神経痛にも使われているそうです。あまりにも体が痛くて主治医に相談したら「サインバルタが痛みにも効くから」と処方されました。

リリカも使っていたのですが、サインバルタのほうが自分的には効果を感じます。うつの症状なのかとにかく腕も脚も大荷物を引きずるように重かった。それが軽減したように感じます。疲れるし体力が増えたわけでもないのですが、理不尽なまでの苦痛は無くなりました。腰痛とか謎の手先の痛みとかもマシになったかな?個人的にはこれが結構大きいです。

痛みのメンタルダメージはきついです。ネプチューンの名倉さんの話もそうですが、常に痛みがついてまわる生活は本当に気が滅入るし、ストレスを強要される。寝ても覚めても痛いわけですから、絶望する。ただでさえメンタルしんどいのに体も痛いからどうしようもない。気分転換ではどうにもなりませんからね。

サインバルタで身体の痛みがましになったのは大きいです。双極性障害といえど、飲めるのであればこれを飲みたいかな…気分安定薬だけでは、痛みへのアプローチはあまり強くない気がします。ロキソニンのように飲めばすぐ効く系じゃないですけど、気づいたら体がなんか軽くなってる系としては有効なのでしょう。

あ、あとシャンビリに関しては怖いので主治医に確認しましたが、一定以上の量を飲んでいたのを減らしていくと、やはり発生することはあるみたいです。イフェクサーで私は酷いシャンビリを経験して、ろくに歩けないくらい辛かったのですが…サインバルタも同様のことが起きるのかもしれない。

まあリスクとベネフィットの兼ね合いなので、抗うつ効果、痛み止め効果が優れているならサインバルタは使います。便利な薬とは思いますので。

 

双極性障害抗うつ薬を使うこと

主治医は積極的ではありません。散々実感してることなのですが、うつを取り除くための対策で抗うつ薬を使うと軽躁にブチアゲられる。そしてうつで叩きつけられる。これを何年も繰り返してるわけですから、もういい加減学習しなきゃいけません。

軽躁はその最中より、後から振り返って「いま思えばやばかったな自分」ってなることが多い。発症前の自分を振り返ると、どうしても正気とは思えない行動に出ています。非現実的なスケジュールで弾丸旅行したり、特に欲しくもないブランド物を買い漁ったり、意味もなくいろんな人に連絡をとったり、高揚してると思ったらいきなりキレ散らかしたり、お手本のような軽躁なわけです。さすがに家や車を買うレベルの躁はまだやらかしていませんが…自分の中で物事の価値観が大きく狂う期間が、1年に何回か必ず訪れるわけです。

本来はリチウムやラミクタールなどの気分安定薬を用いて躁鬱の波を落ち着けるのが正解なのでしょう。私だってドバドバ薬を飲みたいわけじゃないですから、必要最小限で済むならそうしたいです。

しかし、やっぱりうつ期がしんどい。梅雨とか台風、秋の始まり、真冬はやっぱりダメ。いくら気合いや根性、運動やマインドフルネスといえど、ダメなもんはダメなんです。そうなると抗うつ薬が1番手っ取り早い。私は意欲がペシャンコになりやすいので、ノルアドレナリンを出してくれるタイプの薬が向いている。

また痛みもきつい。頓服とか湿布では神経痛は抑えづらいので、やはりサインバルタを使う方が早い。痛みが消えるとより動き回るようになって軽躁フェーズに近づくこともありますが、やっぱり痛いもんは痛いし、取り除けるならそうしたい。うつと痛み、両方に作用してくれるのがサインバルタです。

いろいろ薬は試してきましたが自分的にはSNRIが合っています。リフレックスとかちっとも効かなかったし、カリフォルニアロケットは全く意味が無かった。パキシルも意欲には全然ダメだった。エビリファイは効いてたのかなんなのかよくわからない。

気をつけるべくは軽躁です。特に真夏は軽躁になる時期なので、ここで走り回ると確実に秋で潰れます。今年こそちゃんとコントロールしたいのですが…

双極性障害抗うつ薬を使うのはスタンダードではないのかもしれませんが、うつと痛みに効く薬があるなら、使うしかない。サインバルタは今のところ、うつのフィルムを剥がしてくれるし身体中の謎の痛みを和らげてくれるので、信頼性は高いです。

様子を見ながら治療していきます。