うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

普通に生きたくても生きられなかったわたしへ

戦闘力5のゴミのもみじです。

みなさんお元気にされていますか?

わたしはお察しの通りボロボロです。毎年のことなのですっかり慣れてしまった…とはまだ言いづらいです。病院をたらいまわしにされたり大変な目にあいました。とりあえずそのへんのことは後日に書きたいと思います。

普通に生きる

なかなかパソコンの前に座るのもしんどくて、でも何かを書きたくて、頭をぼけーっとして寝転がっていたら、やっぱり思いつくところはここでした。

普通に生きたかったんですよね。何も後ろめたいところがない、平々凡々な人間として生きていたかった。

で、どうしてこれを思うのかというと、やはり幼少期からの植え付けなんです。学校の先生に繰り返し言われ続けた「この子はおかしい」「普通のことができない」「まわりになじめない」「もっとまともに生きることはできないのか…」この言葉の意味が、どれだけ考えても理解することができず、先生がなぜ怒っているのかもわからず、トラブルメーカーでした。

 

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わたしがおかしいことは先生から家族のほうにも文句が来ていました。ママ友にも嫌味を言われていたそうです。「あの子は本当におかしい」……今でこそ発達障害がトレンドでしたが、20年近く前の話なので、良くも悪くも単なる「やばい子供」だったんです。家族はわたしを責めることはほとんどありませんでした。ただ、時折言いました。「どうしてこんなに育てにくい子どもなんだろう」と。

まだ10にも満たない子供でしたが、自分が周りと違う、そのせいで周りに迷惑をかけていることはうっすら理解はしていました。しかし、今のようにマニュアルやライフハックがあふれている時代でもありませんでしたし、なにより子供だったので、「どうしたらいいのかわかりませんでした」。

 

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 わたしは幸い学習面の障害はなかったので、地域での成績は常に上位でした。家族はそれを精神安定の材料としていたようでした。おそらく、わたしが学習面でも問題を抱えていたとしたら、もっとややこしいことになっていたと思います。家族は常にママ友からマウンティングを受けていましたが、「それでも、うちの子の方が勉強ができるんだから、あんたなんかに子育てのなんたるかを説教されても説得力はない」とか言い返していたようです。

うちはなにかと複雑な環境なので、本当に育てにくかったと思います。たぶんわたしが知らないところでたくさんの人に迷惑をかけてしまい、それで家族がフォローするはめになっていたと思います。幼少期は特に…このころに巷ではやりの「療育」をやっていたら、私ももう少しノーマルな人間に近づけたのかもしれませんが、わたしはその手のものは一切受けませんでした。普通学級にも通っていました。恐ろしいもので、学習面が問題なければ、そのほかの困りごとはマスキングされてしまい、そのつけは大人になったころに思いっきり返ってきます。

 

「なんでできないの」「普通わかるでしょ」「空気を読めよ」

大学に入ってからでしょうか…自分が周りとは悪い意味で違う、ということをどんどん実感するようになりました。なんというんでしょう、「言葉にしなくてもわかること、できること」のハードルがどんどん上がっていきました。たとえばサークルやアルバイトで…

わたしはマルチタスクが大嫌いなので、あれもこれもやろうとすると頭がかーっとなって、体は硬直してしまいます。しかし仕事はしなくちゃいけないわけで…そうなると怒られますよね、なんでできないの?って。わたしも思います、「なんで自分はできないんだ」って。

あと、飲み会とかで、先輩に異常な回数怒られました。「そういうこと言わなくてもよくない?!」とか「そういうこと早く言えよ!!」とか「もう顔も見たくない!!」とか。怒られているのでその場では反省しているかのようにするんですけど、なんで怒られてるのかまったくわからないので、結局同じ失敗を繰り返すんですよね…それで本気で縁を切られた人も何人もいました。わたしは訳が分からず、「とりあえず自分が悪いんだ」「でも何が悪いのかわからない」のぐるぐるの中にいました。

 

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今でも鮮明に思い出せるんですよね、先輩とかに罵倒された瞬間って。「こんなバカ見たこともない!!」とか「なんでそんなこともできないの?脳みそ動いてる?」とか。当時はヒステリックな人だな、としか思っていませんでしたが、今思うと、むちゃくちゃ私について怒っていたのでしょう。後日、別の人から聞きましたが、仲間内でわたしがいかにクズでバカで使えないかを何時間も話し合ってたそうです。陰湿だなと思いますが、仕方ないですね。アスペに塗る薬はありませんから。

 

とにかく怒られ倒して「自分は最低だ」と確信したわたしは、自分を殺すことを決意します。すなわち、他人のコピーをしまくります。ドラマや映画を見て、人はどういう感情を持つ生き物なのか。どういう思考回路をしているのか、何をされたら怒るのか、こういうことを言うときはどんな気持ちなのか…ノートにメモしながら、ひとつひとつ考えました。しぐさでわかる心理学の本とか、雑談術とか、コミュニケーションの教科書とか…

 

そして行き着いた結論は「思ったことは言ってはいけない」ということでした。アスペ全開だったころは、思ったことをすぐ口にしていました。例示すると…新しいネックレスを付けて現れた先輩がいたとします。ほかのひとたちは「きれいですねー!」「にあってますねー!」と言うわけです。しかしわたしは「それって、●●の2階で980円で売ってたやつですよね。先週から半額セールしてましたよ」と言う。場が凍る。そして

「そういうこと言わないでいいよ!!」と怒られる。

 

そういうことです…つまり、「事実を言うこと」は場に求められていないのです。それに気づくのに20年以上かかりました。なんと愚かしいというかばかげているというか、それでは周囲に嫌われても仕方ないって思います。

人間は「言ってはいけないこと」「言ってもいいこと」を意識下、もしくは無意識下で区別して、コミュニケーションを取っている。わたしはそこの判別をせず、いわゆる

「言われた相手の気持ちを考えずに」しょうもないことばかり言ってしまい、トラブルになってしまう。もう、数えきれないほどです。バイト先にも言われました。「無駄口叩くな!!ただでさえ嫌いなのにもっとうっとうしくなる!!」と。

 

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 いま思えば、アスペ満開で何度となくトラブルを起こしまくっていたのに、不登校・留年・中退・退学などなく、大学院修了・就職までやっていけたのは非常にラッキーで、奇跡としか言いようがありません…多少オベンキョーができたおかげで、やってこれました。まあ社会人になって全部ぶち壊されるんですけどね。

アスペで迷惑をまき散らしていたわたしの人生の転機は、就職活動です。そのことは次の記事に書こうと思います。