うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

「人の気持ちを想像しなさい」ができなくて苦しんだうつアスペ大学生の話

元気ですか?

わたしは全然元気じゃありません、もうガス欠いちじるしいです。

しばらくブログから消えるかも知れません、察してください。

うつアスペ会社員のもみじです。

わたしは昔からあることが苦手でした。それは「他人の気持ちを想像すること」です。

昔から言われてきましたが、今でも苦手です。果たしてこれが正解なのか、相手がこれでOKなのか、ベターな選択は他にもあったのか…いろいろ考えてもわからず、怒られても怒られる理由がわからず。…そんなのの繰り返しで、「他人の気持ち?そんなのわかるわけないじゃん!他人なんだから!!」となった時期がありました。

「普通に想像したらわからない?」

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大学時代のバイト先の話です。バイト先の先輩は厳しい人で、接客業についても細かくルールを決めていて、そのルールから外れた行動をとるバイトは厳しく注意するタイプの人でした。

そんな人にはしょっちゅう怒られていました。わたしは。「どんくさい」のは当たり前として「全体の流れが読めない」「細かいことしか見えていない」「どうでもいいことに時間をかけすぎ」「次のことを予想できない」「他人の動きを予測できない」…など…使えない発達障害あるあるみたいなことを何回も何回も注意されました。つらかった…つらい…いま思い返しても泣けてきます。

今でも言われてつらかったのは「普通の人だったら想像したらわかることなんだけど、どうしてわからないの?その神経がこっちは理解できない」ということでした。もう言い返すのもうなずくのも嫌になって、早く終わらないだろうかと考えるしかありませんでした。

 

relax-heart.hatenablog.com

 マニュアル通りに動くことはできても、予想外の状況ではパニックになってしまい、「どう動いたらいいんだ?!」と戸惑うことしかできませんでした。そしてめちゃくちゃ怒られる。「普通に想像したらわからない?!こういうことをいちいち言わなくてもほかの人はわかるんですけど?!」と逆切れされたこともありました。これがつらくて…普通の人の感覚というのはこちらはよくわかりませんし、他人の心を想像しろと言われてもわかりませんし、むしろほかの人たちは他人の心がわかるの?!テレパシーなの?!って感じで、本当に理解不能でした。

バイトの帰り道、あまりにも怒られすぎて泣いて帰りました。何がつらいって「何が間違っているのかわからない」から反省しようが無くて、つらいのです。はっきりと原因がわかれば改善できるのに「普通ならわかるでしょ」と言われてしまっても、わからない。そして「わからない」と言えば、頭がおかしいのかと言わんばかりにぎゃんぎゃん怒られる。

どういうことだ、これは、自分が悪いのか。

自分が間違っているのか。

いま思えば、発達障害にあるあるの「想像力の欠如」だったのじゃないかと思います。

 

relax-heart.hatenablog.com

「されて嬉しかったことを人にしなさい」

この言葉がわたしは苦手で、これをするとめっちゃ怒られることが多々あったからです。言葉通りに受け取ってはならないと反省しました…だって、自分が「嬉しかった」からといって、他人がそれを「嬉しい」と感じるかは違うじゃないですか。たとえば私はチョコレートをもらったら嬉しいですけど、甘いものが苦手な人にとってはむしろしんどいわけです。

人と人は、同じではない。むしろ全員違う。当たり前などない。みんな異なる価値観で生きている。

そう思いたいのに、そう行動しようとすると、「そういうの普通じゃない」っていう…例の「固定観念」がこちらを苦しめてくるんですよね。

バイト先で死ぬほど怒られてきましたが、実際のところ、怒られまくったことの1割も頭に入っていません。ただ怒られたことだけが印象に残っていて、なんで怒られたのか、なにを怒られたのか、どう改善したのか、まったく覚えていません。

だから結局、わたしが学んだのは自分が「発達障害」のけがあること、他人を想像するというのは普通のことらしいということ、それをわたしは「学習」しないと身に着けることはできない、ということでした。死ぬほど怒られてもう嫌になりましたが…この学びは大きかったと思います…「自分は他人を想像する力に弱い」ということを自覚するきっかけになりました。

 

他人の行動、心理は「学習」して覚えています

じゃあどうするかというと…他人の会話やドラマ、映画、漫画、あらゆる媒体から他人のこころという情報を収集して、「だいたいこういうものらしい」というおぼろげなイメージを集めていく…というわけです…。自分の考えている他人は違う。ならば、実際はどうなんだ?というのを知るために、ヒトの会話をじっくり観察するようにしました。どういうときにあいづちを打つのか、会話が上手な人はどこがうまいと感じるのか、…ノートに書いてまとめたりして、「どういうこと」が他人の心理にありがちなことなのか、学習するようにしています…このインプットはずっと続くと思います。

これは他の人は言葉にせずとも普通にできることなのかもしれませんが、わたしはそれこそ「普通」がわからないしテレパスでもないし「他人の心」を想像する力が非常に弱い(これからも弱い)ので、今後も情報収集と分析を繰り返していきます…ロジックに当てはまらないと気持ち悪くなってしまうので…

あのバイト先の人、口癖が「そういうの想像したらわかるでしょ?」「言葉にしないとわからないの?」でした。

今ならわかります。わたしは想像する力が弱いのでわかりません。言葉にされないとわかりません。そういう人種なのです。わたしはあなたじゃないので、あなたの思考などコピペすることはできません。

つまりそういうことです…すべての発達障害者がそうじゃないでしょうけど、私は基本的に他人の「こころ」という不明瞭なものを推測して行動することができないので、1+1=2のような簡単なロジックに落とし込んでくれないと、しっくりくることができません。だから今後も…フィクション・ノンフィクション問わず「人の気持ち」とはなんたるや、を調べていきたいと思います。