うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

何もないのに涙が出てくる人は要注意。うつ病アスペ会社員が経験した「初期症状」

うつアスペ会社員のもみじです。

うつ病になって早数年、服薬などで治療を続けていますが寛解の日は遠いです。

毎日毎日同じことの繰り返しで、嫌になっちゃいますよねえ…

最近はもう治ることをあきらめている節さえあります。ウツヌケなんていいますが、むしろわたしにとって、うつの状態の方が普通だったのかもしれません。就職やら仕事やらがんばっていた状況の方が異常だったのかも。

着替えながら、玄関先でぼろぼろと涙が出てくる

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うつ病と診断される1か月ほど前、私のメンタルは壊れていました。正常な思考はできなくなっており「とにかく仕事をしなくちゃ」「職場に行かなきゃ」「迷惑をかけないようにしなきゃ」と追い詰められていました。またパワハラにより人間不信に陥り「誰のことも信じることができない」「心を許してはならない」「いつ弱みをつかまれて攻撃されるかわからない」と常に警戒していました。

 

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 パワハラの後遺症なんでしょうね、忘れたつもりなんですが、家にいてもパワハラがフラッシュバックして、恐怖で動けなくなることもありました。悪夢も何回も見ました。パワハラ加害者に部屋に侵入されて、めった刺しにされて殺される夢も何回も見ました。そもそも眠れない日も増えてきました。寝つきは悪くなり、寝ても夜中に目が覚めてしまい、「体は疲れているのに頭が起きている」気持ちが悪い状態になりました。結局、眠れないまま、朝が来ます。

 

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 そして、翌朝、死んだ気持ちでベッドから這い出て、身支度をします。服を着て、メイクをして、髪の毛を整えながら、意味もなく涙がぼろぼろ出てきます。悲しい気持ちなんてないのに。むしろ感情は死んでいて、何も感じない状態なのに。止めようがない涙がずーっと流れて、玄関先で動けなくなって、「自分はどうしてしまったんだ」「それでも動かなきゃいけない」「職場に行かなきゃいけない」と自分にムチを打っていました。

 

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 もちろんそんな無理など続くはずもなく、どんどん体調は悪化していきました。下血、発熱、手足のしびれ、割れそうな頭痛、耳鳴り、全身の痛みが発生し、頭は常に黒いベールをかぶされたように何も見えなくなり、「目に見えたものが頭に入らなくなる」状態になりました。わかりやすく言えば、赤信号にも気づかない状態です。いっさいの刺激を頭が受け付けなくなり、人として「死んだ」も同然の状態でした。

 

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 この状態まで来ると、趣味にも一切の感情が沸き起こらなくなりますし、何を食べても砂を噛むようなものでしたし、食べること自体のむなしさが強くて、食べながら一人ぼろぼろ涙を流したこともありました。とにかく、生きていることのすべてがむなしく、悲しく、何の意味もないように感じられ、それまで当たり前に得ていたはずのすべての喜びが奪われ、「ああ、今死んでも別にいいや」とやけっぱちの心理状態にまで落ち込んでいました。

 

職場でも意味もない落涙。マスクで隠す

何も悲しいことが無いのに、作業しながらぼろぼろ涙が出てくることがあって困りました。眼鏡やマスクでごまかしました。このころになるともう脳が死んでいて、パソコンのディスプレイの文字を読み取ることができませんでした。メールの内容を理解できず、何回も読み返しても「……?」となっていました。自分で書いたメモの意味さえわかりませんでした。TODOリスト通りにタスクを進めることができず、マルチタスクもすることができませんでした。

 

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 急な予定の変更があるとパニックに陥ってしまい、どうリカバリーしたらいいかわからなくなってしまい、硬直してしまいました。会議にいても、内容に追いついていくのが必死で、そのうちあきらめてしまいました。何を言っているのか理解できない。単語は知っている言葉なのに、頭の中に入っていかない。メモを取ろうにも、頭が動かない。何を書けばいいのかわからない。普段なら10分でできるような仕事にも30分とかやたら時間がかかってしまい、そのせいで仕事が降り積もってしまい、残業時間も伸びていく。きついのに仕事を頼める人もいない。みんな深夜残業が当たり前。頭が狂いそうでした。

 

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 今思えば部署移動を訴えたりすればよかったんでしょうが、下手なプライドが邪魔をしたのです。「これ程度でへこたれてはやっていけない」と思ってしまったのです。身の丈以上の努力をするから、病んでしまうんです。強靭な心と体、頭を持っていないわたしが、そういう並外れた量の仕事なんてやれるはずがなかったのに。そんなこと、これまでの人生で十分理解できていたはずなのに。

 

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初期症状が出たら早く逃げて

うつ病は無自覚に悪化します。私も気づいたら精神科に放り込まれて「重度のうつ病」と言われてしまいました。自分ではうつ病を否定していましたが、「患者はみんな否定するものだ」と言われて納得してしまいました。たしかに、わたしは単純に体調不良としか思っていませんでした。まさか脳が壊れているとは思いませんでしたからね。

 

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 今思えば脳がオーバーヒートして壊れてしまったから理由もなく涙が出たり文字が読めなかったり人が言っていることが理解できなかったりしたんですね。これもうつの症状だったってわけです。

うつの症状を自己チェック | うつ病の情報・サポートサイト こころの陽だまり

こんなの誰でも当てはまるじゃん!病気なわけないし!みたいに思う方もいるでしょう、まあそう思いたいなら、思えばいいんじゃないでしょうか…。そんな風にわたしも思っていましたが、今やズブズブのメンヘラです。しかし、それでも、あのとき精神科に放り込まれて強制休職になってよかったと思います。完全に脳が壊れていたので、あのまま激務に身を投じていたら、本当に、あの後どうなっていたか想像するだけでも怖いです。

 

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 おおげさじゃなく、うつ病は徐々に進行します。今思えばわたしも、部署移動して1か月程度で細かい症状は出ていました。それを無視して激務を日々続けた結果、体中からエラーが出て、ドクターストップとなってしまいました。このうつ病は手ごわいもので、薬を飲んでも「治った」と言うことはできず、何年も継続中です。平成が終わる前に治るのか?それはなさそう…と思ってしまいます。

 

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 うつにならないのに越したことはないのですが、本当にしんどかったら早めに病院に行きましょう。何もないのに涙が出るのは異常です。職場の環境改善も申し出ましょう。それが無理なら休職しましょう。退職だっていいです。とにかく、健康第一。失ってしまった健康は戻らないので、どうか「自分だけは大丈夫」なんて思わないでください。

 

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 うつを抜ける道はとても長く、険しいです。わたしはそう思います。だから、早めに対応するのが一番です。自分にウソをつきながら激務やストレスに身を置くのはやめてください。「これくらい大丈夫」の積み重ねが、戻れない病気や障害を呼び起こします。何事も、ほどほどです。無理は続きません。しんどいと思ったら病院へ。