うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

精神障碍者保健福祉手帳が届きました。「障碍者」うつ病会社員の思い【メンヘラ転職】

先日、精神障碍者保健福祉手帳が届きました。申請から1~2か月で届くと言われていたので、その通りだなって感じます。

画像は載せませんが、想像より薄っぺらいというか、「手帳」というにはなんだかこころもとない印象はありました。それでも手帳は手帳です。大切に使っていきたいと思います。

うつ病→発達障害→そろそろ障害者手帳を

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そもそも障碍者手帳を取るつもりはありませんでした。やはり「障碍者」としての手帳取得ですし…それなりにためらう思いはありました。デメリットが少ないことを色々なブログや本で見聞きしたものの「でも申請するほどかな…」って思っていました。自分を「障碍者」と認めることはそれなりの勇気があります。「寛解して元に戻る」ことを目指していた人間にとって、障害者手帳を取るというのは、一種「あきらめ」を表明するものですから。

 

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 しかし、治療を始めてはや数年。治るどころか悪化の一途をたどっています。よくなったかと思ったらまた再発するし、季節によって変わるし、外的環境に非常に弱い。昔よりはるかに弱くなったと思います。飲む薬の種類も増えましたし…常に副作用や離脱症状に苦しめられることも増えてきましたし…「正直これ、治るのか?」という疑念が浮かび上がっていました。最初の一年は治すことに躍起になっていたのですが、ここ最近は正直「もう治らないだろうこれ」って思うことが多かったです。治す努力を放り投げたわけじゃないのですが、なんというか、個人的に限界が来ているというか。「これ以上よくならないだろう」という気持ちが出てきたというか…

 

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 そして昨年に発達障害の診断も受けました。グレーか聞きましたが「ほぼ黒」とのこと。脳機能の偏りからくる生きづらさ、外的環境に感じるストレスの大きさからくる気分障害、だとしたら…これが簡単に治ることは難しい。外的環境を、自分が生きやすいものにガラッと変えてしまうか、服薬治療で自分の脳を変えてしまうかくらいしかわかりやすい改善手段はない。そうなってくると、話は単純ではなくなってしまいます。「生きづらい」のが真剣な課題になってくるんです。

 

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公共交通機関の割引、障害者雇用の可能など

いつか治る、という気合いで治療を続けてきましたが、あるときからぽきっと心が折れたというか…「いやもうこれ治らないだろう…」という諦観にも似た気持ちが出てきました。治したいのはやまやまですし、治すための努力はしてきましたが、それがすぐに実を結ぶとは限らない。勉強と違って治療は、努力の成果が必ず現れるわけじゃない。むしろそんなことの方が少ない。今まで挫折が少ない(?)人生を送って来たわたしにとって、病気の治療がうまくいかないというのはつらい経験でした。自分の思い通りにならないことの苦痛をひしひしと感じました。

 

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 なので「いつ寛解するかもわからない」治療を続けることに対する金銭的・職業的な不安もありましたし、今の職場もいつ出ていくことになるのかわかりませんでしたし…「障碍者手帳」というライフラインのひとつを得ていくことには意味があると判断したのです。主治医に「障碍者手帳用の診断書を書いてほしい」とお願いし、診断書を作成してもらう。必要書類をそろえて役所の福祉課に提出。

「手帳が届くまで1~2か月かかります」とのことでした。わたしはうつ病の治療を始めて半年以上経っているので、手帳の申請は円滑に行うことができました。

 

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 障碍者手帳のメリットは数ありますが、「公共交通機関などが割引される」というのは大きいですかね。バスや電車が安くなる…会社や自治体にもよりますが…個人的に「??」と思うのはJRには精神障碍者への割引が一切ないことです。

JRは精神障害者手帳の割引なし! 安くしたって損しないでしょ別に。 | メンタルハック

日本で一番大きな交通機関だというのに、何の割引もないって…配慮としてどうなのかなーって思ったり。え?精神障碍者は家に引きこもって移動なんてしないから、割引なんかいらないでしょうって?それでも、通院とかで電車やバスを使う人だっていると思うんですけどね。双極性障害の人は「軽躁」だったら交通機関を使うことだってあると思いますし…交通費ってバカにならないので、その辺に対する配慮が精神障碍者に対して全くないのは「うーん」って思います。地方在住だったらJRなんて使わないでしょ
って?

 

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 そういえば地方は車社会なのだから、ガソリンとか安くならないのかなって思ったんですけど、地域によっては割引券があるみたいですね。あと自動車税の減免も…。

《寄稿》障害者手帳があるといろんなサービスがお得になる!?|ヒキコモリズム.COM

あと障碍者手帳を手に入れたことで大きなメリットが「障碍者雇用」が可能になったこと。障碍者枠として働くことがOKになったというのはありがたいです

手帳が届くまでは「障碍者なのかなんなのかよくわからない」人間だったのですが、これからは「障碍者」という肩書になるので、アットジーピーなどの障害者雇用サイトも積極的に使うことができます。今後使った感想などもブログに書こうと思います。

 

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 障碍者雇用になることで給与は下がりますし、クローズフルタイムと比べたら経済的にきついところはあるかと思いますが…いろいろ組み合わせてやっていけたらいいのかなあって思います。

在宅ワークとか、うつ病で外に出られない人にはぴったりですし。わたしもうつでどん底で家の外に出られなかった時、家でひたすらランサーズとか在宅ワークをしていました。

うつでよぼよぼの状態でも月3万円稼げたので、これも重ねていければちょっとは生活の足しになるんじゃないかなってところです。ライターとしてもっと契約増やしたり連載持てたりしたら収入増えるんでしょうね。

 

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 障碍者オープン雇用にすることで、自分の特性、凸凹を知ってもらったうえで働くことができるのなら、以前より生きやすくなるのではないかと思います…。

 

「障碍者」として生きていく今後について

障碍者手帳を入手したことで「障碍者」ということになります。一応。最初は抵抗や葛藤がありましたが、最近はいろんな人の意見を聞いて「こういう生き方もある」「使える武器は使っていこう」と覚悟が決まってきた感じです。別にフルタイムクローズだけが人間の生き方働き方ではありませんし、それ以外の人なんていくらでもいますし、それでもなんとかなっているのだから、グチャグチャ悩まずに使えるものは全部使って行こう、の精神で行こうと思います。

 

まあぶっちゃけフルタイムクローズで働けるのならそれに越したことはないと思いますが…やれる可能性があると思うのであれば、フルタイムクローズの転職を検討したほうがいいと思います、オープン案件って少なかったりしますし…そのぶん障害者としての配慮をしてもらえなくなるのは明らかですが。

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 生きていくのに「正しいレール」なんてありませんし、仮にそれが誰かの妄想の中にあったとしても、その道を私が進む必要性はありません。たとえけもの道であろうと、その中をザカザカ言いながらかきわけて進むのが、自分の人生だと思っています。

 

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 そりゃ本音を言えば自分だってハイスペ美人に生まれて学歴もよくて仕事もできてハイスペイケメンと結婚してかわいい健康な子供たちと幸せな家庭に恵まれて人生イージーモードとか言ってみたかったですが、欲を言えばきりがないですし、第一そんな絵に描いたようなハイスペ人生なんて全体の0.000001パーセントくらいでしょう。みんな何かしらをあきらめて、捨てながら、「自分はこれ」と思うものを選んで生きている。そういうものでしょう。

 

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 普通に生きるのは難しいし、「もう嫌だ」と思うことだっていくらでもあります。バカにされることもありますし、相手に迷惑をかけてしまうことも多いです。それでも、生きていくしかないんですから、仕方ないでしょう。人生はノールールの殴り合いです。自分が生きやすくするために、自分ができる方法を、今後も探していきます。