うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

「勉強だけできるバカ」なのかもしれない発達障害会社員の生きづらさについて

残念な社会人のもみじです。

会社員ですが、一応会社員ですが、たぶん近いうちに無職になります。

そのときはブログタイトルも変えるのでお察しください。

ほんまに、ほんまに残念の極みみたいな人生です。

よく今までやってこれたと思っています。運が良かったんでしょう。

その結果、つけが回ってきて、今になってクラッシュ連発の人生になってしまったんでしょうけど…「若い時の苦労は買ってでもしろ」なんて、あんなのウソですよ。

苦労せずに過ごせるのなら誰だってそうしたいに決まってるじゃないですか。

勉強だけできるバカ説

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ところで、わたしはバカです。えも言われぬバカです。もっと言えば「使えない」「何もかも下手」「不器用の度が過ぎる」とでも言いましょうか。10人中1人いるかいないかと言ってもいいんじゃないのかってくらい、残念なバカです。わたしくらい不器用な人間ってあまり見たことありませんし、とにかく生きづらいです。「ネタでやってるんだよね?」と言われることもありますが、心底本気です。もうあらゆることにぶち当たる。普通の人なら当たり前のことが当たり前にできない。そんなんの繰り返しです。

 

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 そんな私はよくいう「勉強だけできるバカ」というやつなんじゃないのかと思っています。発達障害のせいなのかもしれませんが…世にいう「普通」の規範から大きく外れてしまった存在だとはしみじみ思います。この国はまだまだ「普通」の人たちがアタリマエの顔をしていますし、ヘルプマークつけていても席を譲ってもらえませんし、見えない障害なんかまだまだ認知されていませんし、発達障害については「そんなの普通だよ」「甘え」で片づけられてしまったら「……はい…」となってしまいますしね…

 

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 学歴と仕事ができることは必ずしも比例するとは思いません。実際、いい大学出てても「なんじゃこりゃ」みたいな人いっぱいいますし…期待して入社してもらったのにいざ使ってみたら「うわっ…」みたいな人いますし…ペーパーテストができることと学問を追求すること、仕事ができることは必ずしも連動していないんじゃないかと思います。

 

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 実際、わたしの能力は、ペーパーテスト○、学問の追求△、仕事ができる×です。(ハイスペの人なら全部◎なんだと思います)時間をかけてがり勉すればいいペーパーテストと違って…仕事は期限もありますし、対外折衝もありますし…一人だけで済むことじゃないんですよね…自分の都合だけふりかざしていては相手に引かれますし…仕事の質にやたらとこだわって提出がめちゃくちゃ遅い人(どんだけリマインドしても「この仕事はこれが終わったらやる!!」と言って仕事を大量にため込んでいる)なんて、会社にとって×人材なんですよね…。柔軟性がないというか、相手の意向を汲んで行動する能力が無いというか…自分はそれが欠如していると思います。

 

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 じゃあ黙々とアカデミックに進めば良かったのか?という話ですが、実のところわたしは理系ですが理系の学問にちっとも興味が無いのです。ですからADHDの興味スイッチがぱったり切れてしまって、理系学問を研究する気には一切ならないんです。じゃあなんで理系に進んだかというと、「理系の方が食える気がしたから」です…似非リケジョですね。なので、卒業は地獄でした。興味が無いことを延々と研究させられる苦痛ったらないですよ。実験はドヘタクソでしたし。文系に進んだ方が良かったのでは疑惑も何回も浮上しました。

 

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「あなたは仕事ができる社員にはなれない」

発達障害が明らかになってきたころに言われた言葉です。凸凹持ちが、仕事できるキャラに扮しても無駄だと。むしろ「仕事ができなくても許される」ピエロキャラになれと。今の社会ではこの凸凹を適切に評価し、利用してくれる場所を見つけるのは難しい。だから凸凹の凹を低評価されながら、それでもなおかつ雇用してくれるような環境にするべきだ。つまり自己認識も変える必要がある。あなたはこれまで「仕事ができる」人を目指していたが、それは間違いだ。あなたは「仕事ができる人にはなれない」。これを肝に銘じてほしい、と。

 

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 ショックではありましたが、実際そうだったので、言い返す言葉もありませんでした。小さいころから人見知りも激しく、自分の殻に閉じこもりがちで、他人と自分の距離感を図ることが苦手。ちょっと優しい相手には勘違いしてずうずうしい態度をとって怒られて距離を取られる。図工や体育、家庭科は全部だめ。幼稚園でも図工とか、みんなで踊ったりするようなのは全部だめでした。ダンスの授業で居残りを食らうたびに「なんでこんな金にもならないもののために時間を使わなきゃいけないんだ」って腹が立っていました。ダンサーになるわけでもないのに。

 

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 あと部活もついていけませんでした。運動系も文化系も。両方ダメダメ。コミュニケーションもダメだし技術面もダメでした。雰囲気を壊すのが怖くてひたすら空気に徹していました。自分の発言で輪が乱れてしまうので、存在感を消すことを徹底していました。集団生活や共同生活が全然ダメ。リーダーシップもゼロ。かといって人の言うことに適切に従うこともできない。「口ある?」「耳ある?」「目もある?」とか言われましたね。今思えばこの時点で脳がどっかアレだったのかもしれません。

 

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 10代はとにかくアスペ全開で過ごしていて、20歳ごろネットで「アスペルガー症候群」を見つけて「これって…?私じゃん…?」と思いました。だからといって、病院に行ったりはしませんでした(ASDに使う薬はない、ので。現在も有効な治療薬は無いようですが…オキシトシンが効くとかありますが、実際どうなんでしょうね…)

オキシトシンとは?ホルモンの働き、自閉症スペクトラムの新薬開発に向けた研究動向などくわしく紹介します【LITALICO発達ナビ】

発達障害があると分かったのがつい最近のことですが、それまで本当に生きづらかった。仕事ができないのを自分でわかっていながら、それでもみんなに追いつこう、バカにされたくない、負けたくない、の一心で、自分にムチを打っていました。どうして自分はこんなにダメなんだろう、他の人はできるのに自分はどうしてこんなに無能なんだろう。ほかの人が当たり前にできる「ひとつのこと」が自分はなぜサッサと終わらせることができないんだろう…思い悩みました。

 

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 検査やカウンセリングの結果、やはり、他人の感情や意図・今後の行動を推察、想像する能力が弱いこと、パターン化した考えが定着している(パターン外に弱く、臨機応変に行動できない)ところがあるとのことでした。そういえば昔よく怒られました。「思い込みで行動しすぎだ」って。「どうしてもっとたくさんの場合があるのに、自分の考えだけが正しいって思いこむの?自分と他人の考えていることは違うんだよ?どうして他人の側に立って想像することができないの?」って。

 

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 当時は「他人の考えてることなんてわかるわけないじゃん」って思っていたのですが、みんな想像できてるんですね…すごいわ…もうきつい…この「他人の意図を汲む、反応を想像する」力がものすごく弱くて、20過ぎまでこの辺の能力がゼロです。おかげで今もコミュに失敗することが多いです。きっと一生このへんは大して成長しないまま「コミュが残念な人」として生きていくんだと思います。凹はがんばっても凹のまま。

 

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 とどのつまりは、勉強だけできるバカだったわたしは、最近になって発達障害と発覚して、マルチタスクがダメだったり処理速度が遅かったり、他人の感情を推測する力が非常に弱いということで「仕事できない、使えない系会社員」である理由が明らかになったということです。そしてこの治療薬としてコンサータやストラテラがあるが、果たして服用に踏み切ってもいいものか…ただでさえ薬漬けなのに、これ以上飲んでもいいのか…でもそれで、脳がすっきりとするのなら、社会生活を送るうえで使ってみる価値はあるのかもしれません。

 

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 医師からはまだGOサインが出ないので…今後に期待です。