うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

発達障害(ADHD・アスペルガー)の私が何故いじめ・不登校を経験せずに大学卒業したのか

ぼろぼろ会社員のもみじです。

最近自分が、人間のできそこないのように思えてなりません。妖怪人間ベムのBGMがよみがえります。早く人間になりたい。

こんなボロクソスペックのわたしですが、これでも大学院まで卒業しています。しかも理系。すごいでしょう。自分でも理解できません。本当に脳の構造が残念で対人トラブルも絶えなくて人間としてゴミとしか言いようがないのに、実は一度も留年とか浪人も経験していないんです。そのつけが今廻ってきてるんですけどね。神様というのは+-のバランスを調整しているみたいです。

なぜいじめ、不登校が無かったか

f:id:cookieheart:20180606154454j:plain

ゴミみたいな学生生活ではありましたが、わたしはいじめや不登校もなく、基本的にちゃんと登校していました。ときどきずる休みとかはしていましたが…根がチキンなので、授業についていけなくなるのが怖くて、基本的には毎日登校していましたね。これは今思えば不思議。発達障害で対人に難がある、成績表にも「もっとお友達と関わりましょう」とか言われる始末の人間が、なぜ社会人になるまで、特に大きなトラブルなく、生きていくことができたのか。それを振り返りたいと思います。

 

理由1.いじめに気が付かなかった

まずこれがあります。基本的に鈍感で他人の嫌味、皮肉、悪意に気が付くのが遅いので、いじめられていたことそのものに気づかなかったところがあります。今思えば完全にいじめられていたのですが、本人は「いじめ」と認識していませんでした。アホですよね。ブスとかキモイとかさんざん言われていたのですが、なぜか頭を通過していきました。ハブられたこともありましたが、その最中でさえ、いじめられていることに気づきませんでした。ハブっている方ももう飽きてきたんでしょうね。何の手ごたえもないから。すさまじいほどの鈍感で、他人を傷つけていることも、他人に傷つけられていることも気づかないので、それゆえにいじめを避けていた(認識できなかった)というのがあります。

 

relax-heart.hatenablog.com

 もちろんスクールカーストは底辺ですよ!それどころかピラミッドの外にぼんやり浮いている「フローター」的ポジションだったかもしれません。しかし、幸い当時は今ほど「スクールカースト」を意識して暮らさずに済んだ時代だったので、自覚せずにいられたんですね~…今の学生はつらそうだなって思います。

スクールカーストという概念さえ知らなかったから、自分が底辺であるのを自覚こそすれ、1軍とか細かく意識せずに済んだんです。だから人間関係に鈍感でいられた。これは大きい。

 

2.勉強はできた

大した学歴ではありません。人に語れるような学歴ではありません。それでも、その周辺にいた人たちに比べたら「勉強はできました」(人としてはぽんこつです)。これがとても大事で、「学校において勉強ができる」というのは、わたしのアイデンティティを支えるのに非常に大きかったのです。学校は勉強をするところ。だから勉強ができたらいいんだ。スポーツできなくても人間関係できなくてもモテなくても、勉強ができたらどうにかなるんだ。そういう考えで日々過ごしていました(本当はそんな偏った考えじゃだめなんですが、当時はそう思っていました)

 

relax-heart.hatenablog.com

 大学に入ったら、そして社会人になったら、自分よりはるかにできる人がたくさんいたので、そのような尊大な思いはすぐに打ち砕かれましたが…中高の暗黒期は、とりあえず「勉強できたら陰キャラでもいいだろ」の精神で乗り越えました。思えばよく勉強していました。中学はゲームとか漫画にハマりながらだったので、実質そこまで勉強した記憶はありません。授業を聞いていれば十分なレベルでした。

 

relax-heart.hatenablog.com

 しかし、高校に入って成績が落ちてしまい「なんとか盛り返したいな」と思ってがり勉モードに集中した(今思えばこれが過集中であり、軽躁の始まりだった気がします)とたんに成績が飛躍し、ゲーム感覚で楽しくなり、とにかく勉強するようになりました。繰り返しますが、わたしは別に高学歴でもなんでもないですし、いわゆる「田舎ではお勉強ができた社会では使えないバカ」です。自分で言ってて悲しくなってきた。

 

relax-heart.hatenablog.com

 しかし、このゴミスペでもなんとか大学卒業までやってこれたのは、ひとえに「勉強したい、しよう」という意欲が普通より強かったことによると思います。本当に、キチガイじみた努力をした時期がありました。それでも本当のエリートの方々には遠く及ばないので、「時間だけかけてなんとか成績が中の上」みたいな存在ですけどね。

 

3.家族の応援があった

学校では底辺だろうと、家では私を褒めてくれました。成績が上がるとなおいっそう。そうなると、家か学校しか居場所が無い子供としては、「家での評価を上げるために学校で勉強頑張ろう」という思考に行き着くわけです。ちなみに塾とかは行ってません。行ったらまた例によって「つまらないと判断して脳が落ちて寝てしまう」金の無駄遣いモードに入ってしまうので、基本的に独学です。これ、いつかなんかの記事で書こうと思うのですが、わたし壊滅的に「教えてもらう」のが苦手なんですよね。講義でもなんでも、誰かの説明を聞いていても頭に入らないし、なんなら寝てしまうし、言われたようにやろうとしても失敗するし、「聞いてる?!」「やる気あるの?!」ってキレられてしまう。これがほんまに嫌だから、基本的に自分でやりたいです。「教えてもらう」のがほんまに苦手。わからないと言えば怒られるし、わかったふりしても怒られるし、何しても機嫌を損ねられるから、本当にやりづらい。

 

relax-heart.hatenablog.com

4.自分の世界があった

これは大きいかもしれません。言い方が悪いですが「自分の殻に閉じこもっていました」。でも、これのおかげで、社会の辛さから逃げることができた。こういう生き方も私はあっていいと思うんです。まあ社会に出てそれに打ちひしがれて今ボロボロなんだけどな。小さいころから空想癖があり、イマジナリーフレンドじみたものがあり、暇さえあれば本やゲームの世界を妄想する習慣がついていたわたしにとって、現実がいくら悲惨であろうと、その「自分の箱庭」さえあれば、大した問題じゃなかったのです。自分の頭の中が幸せでさえあれば、現実が底辺学生であろうと問題はない。ぼっちだろうとブスだろうと浮いていようと問題はない。実際は問題多いけどな。

 

relax-heart.hatenablog.com

 社会人になってからは「ぼけっとすんな!!!」と何回も言われることが増え、仕事に追われ、「自分の箱庭」は消えていきました。現実のストレスから逃げ込める場所がなくなったんですね。そんなときに過労とパワハラがあいつぎ、いよいよ自分のみじめな状態を自覚せざるを得なくなり、逃げ込める「箱庭」もとうに壊れてしまい、メンタルはいよいよぱっぱらぱーになっちゃったわけです。

 

relax-heart.hatenablog.com

 「個性的」「自分の世界を持っている」と昔からよく皮肉まじりに言われてきました。しかしこれは実際、自分が厳しい現実から逃げるために必要な性質だったのです。現実とは違う「想像の世界」に逃げる時間がないと、生きていくことができなかった。生身の自分で24時間戦うには、自分はポンコツすぎた。そういうことです。

 

5.友達がいた

数は多くありませんが、ポンコツ学生のわたしにも友人はいます。今では疎遠になってしまったり絶縁してしまった(また得意のコミュ障のせいで)人もいますが、そういう人たちに助けられて、なんとか毎日生きていきました。特に大学とか、友達がいなかったら卒業できなかったと思います。勉強教えてもらったりしてたな…実験教えてもらったり…わたしからは何もあげることはできなかったけど、友達からは助けてもらうことばかりでした。

 

relax-heart.hatenablog.com

 本当に驚異的に空気が読めなくて、相手の気持ちを考えなくて、人を怒らせてばかりで、飲み会ではぽつんと浮いてて、「個性的だね(笑)」と言われるのが常だった自分が、どうして大学卒業までやってこれたのか…不思議で仕方ありません。どこかでドロップアウトしててもおかしくないのに。まあそのつけが今、社会人になって回ってきて、普通のレールから落っこちてしまってるんですけどね。

怒られてばかりの人生でしたが、どうにか大学院卒業までやってこれたのは、ひとえに運がよかったのと、周りの人が良かったからだとしか言いようがありません。私自身はゴミスペックなので、環境さえ違えば恐ろしくいじめられてヒキニートになっていたとしても全く不思議はありません。最近思うのですが、ロースペとかハイスペとかを分けるのは「個人の努力」ももちろんあるのですが、それ以上に「環境に恵まれている」とか「運の良さ」も大きいと思うのです。金持ちの子が高学歴になりやすいとか、貧困は繰り返すとか、そういうことです。

 

まとめ

発達障害でゴミスペックのわたしがどうにかいじめ・不登校にならずに社会人までやってこれたのは、以下のことがあったからだと思います。

  • いじめに気付かないくらい鈍かった。他人に興味が無く、「他人に嫌われている」自覚さえなかった。
  • 勉強が好きだった。テストで良い点を取るゲームが好きだった(いま思い出しましたが、順位が上がるとおこづかいをもらえていました。それで好きな本を買ったり。それも目当てだったな)
  • 趣味にはまりこみ、自分の世界を持っていた。「リアル」がつらくても、すぐに逃げられる場所を持っていた。きっと今学生ならツイッターとかで趣味垢作っていたでしょう。リアル垢?作るわけないでしょう!!!地獄ですよ!!!!
  • 友達がいた。私より優秀な人ばかりで、その人に助けられることが多かった。人から嫌われることも多かったけど、助けてもらうことも多かった。「あいつやばいからなんとかしてやれ」みたいな扱いを受けていたから、その恩恵を受けて、どうにか進級できていたふしはあった。

こんなところでしょうか…。つくづく、黒歴史だらけですし、わたしのことをよく思わない人もたくさんいるかと思いますが、大学卒業まで特に大きな難なくやってこれたのは、以上の点が恵まれていたからだと思います。良くも悪くも「自分の殻に閉じこもっていた」から傷つかず、他人との比較に苦しむこともなく、自分の瑕疵に気づくこともなく過ごせた。一言でいえば井の中の蛙ですね。大海に出て海水にやられて死にましたけどね。

 

relax-heart.hatenablog.com

 ひとつ思うのは「勉強さえできれば」不良にはあまり絡まれないってことです。あいつら弱い者いじめしてくるけど、がり勉にはあまり近寄ってこない。もっと何もかも自分より下の人間をターゲットにしてくる。だから、勉強はしておいた方がいいです。いじめ防止。そして、いじめられたら不登校になっていいと思います。ゴミみたいな教師多いですし。それでも、勉強だけはしておいた方がいいです。なんだかんだで後で役立ちますし、最近なら通信教育も昔より発達してますよね?家庭でそういうサポートは絶対にした方がいいと思います。

 

relax-heart.hatenablog.com

 生きづらいですし「なんか変」ですし「普通にしていろ」が一番困る今日このごろですが、とりあえず、勉強だけはしといたほうがいいと思います…特に中学と高校は大切です。