金曜日の夜をめざして

うつ病とかいろいろ

電通過労死事件を私たちは絶対に忘れてはならない

2年前の今頃、私はうつ病と診断されました。

うつ病ということで速攻で会社から出ていくことになり、休職することになりました。

クリスマスの日も、うつから立ち直ることができず、クリスマスケーキを前にしてぼたぼたと涙を流していました。

同じ日に、私と歳の近い女性が、自らの命を落とすことになりました。

 

逃げてしまえばよかった

終わったことをあれこれ言っても仕方ありません。

しかし、わたしは彼女のことを遠い存在とはどうしても思えません。

激務の部署に配属され、パワハラも受け、心身ともに削り取られながら生きていたのでしょう。

わたしは逃げました。これ以上今の仕事が続いたら死んでしまう、そう悟ったからです。産業医面談を受けたら精神科を紹介され、精神科から休職診断書を渡されました。

正直、休職したことが正解だったのかどうかはわかりません。復職した今もしんどいときはしんどいですし、休職するくらいなら転職してしまえばよかったのかもしれません。転職する気力さえないのだったら退職届を適当に書いて、適当に上司に投げつけてとんずらしちゃえばよかったのかもしれません。

 

とにかく、逃げることがわたしにとっては必要な選択肢でした。

仕事だなんだと言っている場合でありませんでした。

結局、わたしはずるずると仕事を休み、ゆるゆると復帰し、生きています。

ばりばりのキャリアスタイルを築くことはもうできませんが、会社員として生きています。

病気を経て、わたしは思いました。

「とりあえず生きていることが何よりも大事だ」と。

 

逃げたっていい、休んだっていい

かっこいいことではないかもしれません。

逃げることは浅はかなことと、人に言われるかもしれません。

だけど、自分は自分1人しかいません。

誰の代わりにもなりませんし、なれません。

あなたが他人になれないように、他人だってあなたになることができません。

あなたの人生を生きていくのは、あなたしかいないのです。

「死ぬ辞め」を読んで一番印象に残った部分は以下です。

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

 

あなたが誰かの子供であったり、兄弟であったり、親であったりする事実は、変わりません。そしてあなた以外の誰かに代わってもらうこともできません。

 

生きてください

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つらいかもしれない、死にたくなるかもしれない。

苦しくなるかもしれない、怖いかもしれない。

それでも、あなたには生きていく権利があります。

生きていく義務があります。

どうかそれを放り出すようなことだけはしないでください。

わたしは死にかけるまで働いて、「死んでしまっては何もならない」と気づいて、なんとか死なないで今の自分を維持しています。

死にたくなるような日もあります。消えてしまいたいと思う日もあります。

それでも、毎日どうにか生きています。

あなたもそうです。どうにか生きてください。つらいときは休んでください。

そして自分が、誰かにとっての大切な人だということを忘れないでください。

どれだけ時間が経っても、尊いひとつの命が奪われたこの事件のことは忘れずにいましょう。私も忘れません。

日本に蔓延するブラック企業が少しでも減ることを願ってやみません。