金曜日の夜をめざして

うつ病とかいろいろ

ダメ社員であることを受け入れるということ

突然ですが、皆さんは自分が会社に貢献していると思いますか?

社員として活躍していると思いますか?

私は思いません。

会社にとってお荷物です。

メンヘラだし、能力も低いし、体力も低いです。

まるでものになりません。

まったくもってダメ社員です。

 「発病前に戻りたい」とばかり思っていた

うつに沈む前、わたしはダメ社員ではありませんでした。

ガンガン積極的に仕事をする方でした。

残業も積極的にしていて、仕事に生きる!とエネルギッシュに行動していました。

だけど、そんな生き方では無理がきて、うつ病になりました。

 

うつに沈んでからは、「発病前に戻りたい」とばかり思っていました。

がんがん働ける自分になりたい。

優秀な社員だった自分に戻りたい。

そんなことばかりを思っていました。

だけど、そんなことは無理でした。

そもそも、発病前の働き方が無理があったのです。

無理を続けると体も心もダメになります。

復職後、「早く発病前と同じ状態になりたい」と焦って働いた結果、また休職しました。

無理をすると結局だめになるのです。

それを悟った私は、「発病前と同じ、がんがん働く社員になること」をあきらめました。

その結果、ダメ社員になりました。

重要な仕事は任せられない、空気のように存在する社員になりました。

 

ダメ社員でもいいじゃない

ダメ社員であること。それを受け入れるのには時間が必要でした。

わたしは優秀な社員になりたかったですし、そんな評価をもらえることを望んでいました。

しかし無理をした結果がこの病気です。

無理な生き方は自分には合っていなかったんです。

自分のキャパシティを超えた生き方は、できなかったんです。

うつ病になって数年、ようやくそれを受け入れました。

周りがどうであれ、わたしはダメ社員として生きていく。

どれだけ目標を高く持って努力したって、心や体を壊してしまっては仕方ない。

ダメ社員と呼ばれたり、低い評価を受け入れることはつらいことでしたが、徐々に慣れていきました。

周りがなんであろうと、わたしはダメ社員として、存在していく。

それが大事なんだと思うようになりました。

いくらきれいごとを言っても、体が元気でなければ意味がない。

身体や心を壊してしまっては仕方がない。

そう思うようになったのです。

 

周りと比べない

もちろん悔しさはあります。

同期や後輩に負けたという悔しさはあります。

自分がもっと優秀になりたかった、同期に負けたくなかった、という思いはあります。

その思いは昔はエンジンになりました、優秀でありたいというアクセルになりました。

しかしそのアクセルを踏みすぎた結果、わたしは「うつ」という非常に大きなブレーキを踏まされることになりました。

結局、無理をしていては続かないのです。

今までは短い間の無理を繰り返しても生きていけたけど、これからはそうじゃない。

長く続く人生を、平和に生きていくには、「ダメ社員」として生きていくことも戦略の一つなのだ。

能力が足りない、貢献できない、力がない。

それでもいいのだ、ダメでいいのだ、無理をしていては続かないのだ。

そう思うことにして、ダメ社員として生きる道を選びました。

もう優秀な社員とは呼ばれないでしょう、仕事ができる人とは呼ばれないでしょう。

それでもいいんです。

無理をして倒れてしまっては意味がない。

自分を追い詰めては仕方ない。

周りがどれだけ優秀であろうと、わたしはダメ社員として生きていく。

会社のお荷物として生きていく。

それはとても悔しいことですけれど、受け入れなければなりません。

わたしは覚悟を決めました。

ダメ社員として生きていきます。

自分の心や体の声に無視をせずに生きていきます。

その結果、誰かに迷惑をかけたとしても、仕方ないと思うことにします。

自分の体が最優先なのです。

どうか、自分を追い詰めながら仕事をしている方には、無理をしすぎないように、と言いたいです。

周りがどれだけ言おうと、周りが自分を助けてくれるわけではないのです。

自分の身は自分で守るほかないのです。

会社員として優秀でありたい、という願望はありましたが、今はその願いは横に置いておくことにします。

優秀ではない、ダメな自分でも働いていく、そう思うことにします。