読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

金曜日の夜をめざして

うつ病とかいろいろ

うつ病と診断されたわたしがうつ病のもっともつらい時期を乗り越えるまで

わたしはうつ病治療中の会社員です。
治療中とはいえ、会社員として社会生活を営める程度に回復はしています。
毎日つらくて仕方ありませんが、最もつらかった時期よりかはましになっているはずです。
わたしがうつ病と診断されたとき、今の状態にまで戻ってこれるとは思ってもいませんでした。
簡単にこれまでのことを書いておこうと思います。

うつ病の自覚がなかった


うつ病になった原因ですが、簡単に言えば過労です。
パワハラや人間関係のトラブルもありました。
正常な思考ができなくなり「このままだと死んでしまう」と思い病院に行きました。
ボーっとしている間にうつ病と診断され、会社を休むことになりました。

仕事を休んで数か月は「うつ病」という自覚を持つことはありませんでした。
うつ病に関する知識がまるでなかったので、自分がまさかその病気にかかっているとは思いもしなかったし、どうすればそれが治るのかもわかりませんでした
主治医からはとにかく休んでゆっくり過ごせ、と言われました。
しかし、過労で日々深夜に帰ってくる生活を送ってきたわたしには「ゆっくり過ごせ」の意味が分かりませんでした。

 

 

療養の延長、周囲の無理解、社会との隔絶

当初命じられていた3か月の休職が延長となったとたん、わたしはことの重大さを知りました。
「わたしのうつ病は治っていない?」
急激な不安が襲い掛かりました。
時間さえかければ治ると勝手に思っていました。
しかし主治医から見るとわたしはまだまだ病的な状態でした。
仕事のことも頭から離れませんでしたし、体の疲れは消えていませんでした。

休職が延長になり、一気に体調が悪化しました。
このまま仕事を失うんじゃないか、社会に戻れないんじゃないかという不安で寝込みました。
家族とのトラブルも一気に増えました。
家族はうつ病患者に対する「地雷」発言をよくするので、ほとんどしゃべらないようにしました。
「なんで治らないの?」「治そうと思わないの?」
「働けなくて恥ずかしいと思えないの?」「働けなくなったらどうするの?」
うつ病とか頭がおかしいんじゃないの」

このような言動の中で、体調はどんどん悪化していきました。

抗うつ薬による回復

f:id:cookieheart:20170225124609j:plain


回復へのきっかけになったのは、抗うつ薬の開始です。
あれこれ試していくうちに、自分に合うものが見つかり、一度復職できました。
しかしまた体調が悪化し、休職へ。
また抗うつ薬をあれこれ試し、復職へ。
今はぼろぼろながら、抗うつ薬をいろいろ試しつつ働いています。
双極性障害疑惑も出ているので、リーマスデパケンのようなお薬も今後使っていくのではないでしょうか。

 

無力感、他者からの否定がうつ病を増悪させる


一番つらかったのは社会との断絶感と家族の無理解でした。
周囲の理解が無いとうつ病を乗り越えることはできません。
結局わたしは一人暮らししています。
家族の助けが逆効果になるとわかったからです。

すべての人にあてはまるとは思いません。
うつ病に理解のある家族や友人が周りにいるのであればその人を支えにすればよいと思います。
しかし全員が全員、実家に帰ってうつ病治療するのがいいかというと、そうとは限らないと思うのです。
うつ病患者を追い詰める言動をし、一生もののトラウマを抱えることにもなりかねません。

ひとりは孤独です。しかし、無理解な人たちによる言葉は、想像以上に尾を引きます。
生活リズムの維持などの面から実家療養のメリットは大いにありますが、必ずしも実家で休まなければならないというわけではないと思います。
余計に悪化する場合もありますので。

なんにせよ私はうつ病を引きずっていますし、これはもしかしたら双極性障害なのかもしれません。
どちらにせよもうどうでもいいです。健康であることができるのなら、どの薬を飲んでも構いません。
この先のことは何も考えていませんし、予測がつきませんが、なるようにしかならないと思います。