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金曜日の夜をめざして

うつ病とかいろいろ

うつクローズで生きる面倒くささ。目に見える障害は美談にされるのに

わたしはメンヘラ会社員です。

うつ病を治療しながら正社員として毎日フルタイムで働いています。

双極性障害疑惑が出たり、PMSがひどかったり、新型うつの可能性があったり、わけがわからない状況ですが、とりあえずなんらかの気分障害と闘いながら働いています。

高額な抗うつ薬を使って治療していますが効き目を実感するどころか悪化していると思うこともあります。うまいこといかないことばかりですがなんとか生きています。


メンヘラなわたしですが、メンヘラであることで、つらい思いをすることは日々あります。

どんだけ頑張っても朝起きるのが辛かったり仕事中吐き気がしたり道端で崩れ落ちそうになったり。



だけど、体調が悪い時、「うつがひどいから」と周りに説明することはありません。理解されないからです。


わたしは職場でマスクをよくつけます。乾燥対策と、朝つらすぎて顔の下半分のメイクをする余裕がないからです。


しかし周りは「風邪?お大事にね」といいます。

マスクをしている=風邪でつらい ではないのに。

マスクをしていなければ健康、そんな筈ないのに。


うつで「お大事に」なんて言われた事がありません。気味悪がられて人は遠ざかっていきます。


だからわたしは「風邪」を仮病することがあります。あまりにもうつが酷い日。うつの体調不良は、理解されません。だから「風邪」と言ったほうがめんどくさくないのです。


つくづく、目に見えるものばかりで判断されていると思います。

わたしの「うつ」のような気分障害は、プロフェッショナルや経験者以外には理解されません。

しかし、身体障害、難病は、わかりやすく同情されます。「あれができなくてかわいそう」わかりやすく健常者の理解をつかみます。


うつは、どうでしょう。

うつが酷くて動けなければ「だるいとかしんどいなんて誰にでもあることだ、甘えるな」

うつから這い上がるトレーニングとしてリワークや運動をすれば「なんだ元気じゃないか、詐病か」


理解されることはありません。

だからわたしは今後もうつであることをクローズにして生きるつもりです。


24時間テレビの障害者特集が「身体障害」「知的障害」ばかりなのは、目に見えてわかりやすいからでしょう。

健常者から見た「障害者」のステレオタイプだからでしょう。

あの手の番組にうつ病双極性障害が出てきたのなんて見たことありません。健常者に「わかりやすい」コンテンツじゃありませんからね。


美談になる障害はいつも、健常者の目に見えるわかりやすい障害。


わたしは気分障害だって、当事者を社会的生活困難に追い込む深刻な問題だと思っています。


だけどそれを客観的に理解してもらうには、目に見えるデータが少なすぎる。


もっとうつ病がわかりやすい障害と認知されたらいいのに、そしたら「うつは甘え」とかいう意味不明な理屈をねじ伏せられるのに。


今はそれができない。悔しいです。