金曜日の夜をめざして

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【うつ病】仕事行きたくないなら辞めたらいい、けどその後どうすんの?【精神障害】

ブラック企業だらけの世の中でみんな疲れています。希望に目をキラキラさせてた新社会人も1ヶ月もしないうちに疲れ果てるでしょう。わたしもそうでした。もう嫌になりました。いろんなことに疲れて自分をだましだまししても耐えられなくて、結局やめてしまいました。

この決断が正しかったかどうかはわかりません。ただ、思うことがあるんです。

 

死ぬくらいなら会社辞めれば

これはその通りです。命より大事な仕事なんてない。誰でもかわりはきく。総理大臣や大統領でさえすっぱり変わる。そのへんの庶民なんていてもいなくても同じ。労働のために死ぬなんてちゃんちゃらおかしい話です。

まして養う家族もいないなら一層意味不明です。自分を食わせるだけならその仕事にこだわる理由なんてありません。余程お金をためたいとかでなければ無理しても仕方ありません。それで誰も喜ぶわけじゃないし。

みんな他人には無関心です。あなたが過重労働で擦り切れようとどうでもいい。なぜなら他人だから。誰が死のうとどうでもいい。自分じゃないから、身内じゃないから。可哀想というけどそれだけ。あなたに特別な気持ちなどありません。だからこそ誰かのために働くなんて馬鹿げたことです。自分を生かすことだけできればいい。

ただ、じゃあ安易に仕事をやめたらいいのか?って話になると、それも違うと思うのです。

 

辞めたらどうすんの?

わたしは病んで結局やめましたが、今では就労移行支援に通っています。体力きついですが一応通っています。

うつ症状に特化した就労移行支援もあります。

年収の関係でお金を払わされます。何故辞めさせられたのに金を払って働く訓練をしないといけないのか、憤りしかありませんが、やるしかないのでやっています。

メンタル病んで辞める人も多いでしょう。ただ、辞めたらいい、と他人がいうのは簡単ですが、そのあとの人生は、誰もサポートしてくれません。よくSNSで命が辛いなら仕事なんて投げ出して~っていいますが、じゃあ、やめたらどうすんの?具体的に語れる人は少ないでしょう。

わたしを含め、メンタル病んで復帰した人は結局また病んでフェードアウトしていきます。正攻法で生きていくことができないので、不本意ながら障害者手帳をとったり、各種サービスを利用して生きる方法を探しています。本来なら仕事で経験を積むべきなのでしょうけど、いったんレールからおちたものはしかたない。落伍者であることは自覚しないといけない。

 

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安易に「やめたらいい」なんて言えない。それなりに勤務しないと有給とれない、厚生年金も取れない、傷病手当金もとれない、退職金もとれない。やめるのは簡単にできるけど、そこから普通のレールに戻るのは非常に難しい。はがそうにもはがせないマイノリティのレッテルは、ずっと付きまといます。

 

やめた後の人生は誰も責任とらない

会社がきついならやめろ、フリーランスやれ、なんてのは昔からある流れですが、ぶっちゃけフリーランスのほうがずっときつい。会社員ごときもできない人間がフリーランスで成功できるわけないだろ、と思う。甘い夢はさっさと捨てるべきです。生きていくためには簡単な仕事だけやっていけばいいわけじゃない。石油王の愛人にでもなればいいかもしれないけど、この国に石油王はいない。

就労移行支援しててしみじみ思いますが、生きていくことはつらい。どうしてこんな人が?みたいな優秀な人が、病んで会社をやめさせられたり、どうしようもない理不尽で社会からはじき出されたりしている。それでも社会にしがみつきたいから必死で生きている。誰も甘えて生きてはいません。

 

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普通のレールから外れることはとてもつらい。普通のレールに生きていくことのほうがよっぽど楽。毎日が屈辱と後悔です。何故こんな目にあわせられたのか、なぜ自分だけ追い出されなければならないのか、なぜ加害者はのうのうと生きているのか、なぜ自分だけ苦しまなければならないのか。

人はなにかに所属することで安心する生き物です。会社にいたころはなんだかんだでそれで安心していました。たとえお荷物だろうと社内ニートだろうと、正社員の肩書きは自分を楽にしていました。

いまはなんにもありません。ただのニート。ひきこもり。時々単発バイトもするけど、とても社会には戻れそうもない。まわりが普通に生きていく横で、自分はなにもできない。ベッドで天井を見てるだけの日々。

 

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悲しいですよ。やめたあとの人生なんて誰もフォローしません。口先だけです。やめたらいいよ、そんなの言うだけなら誰でもできます。でもそのあとは?そこから生きていくには?それを考えないと、勢いだけでやめると、後悔しかありません。

いまネットにあふれてる仕事が嫌ならやめちゃおうよ、感は、あまり賛同できません。死ぬほど働かされてるのならともかく、それ以外はどうでしょう。なんとなくでやめてどん詰まりになっても誰も助けてくれません。もちろんメンタル病んでも。お前が悪い、それだけです。

すぐに辞めることを否定したいわけじゃありません。ただ、辞めた先に希望があるとは限らないのです。病状悪化で障害者にならざるをえなかったり、金銭難でつらい思いをしたり、人付き合いができなくなったり、いろんな弊害はあるのです。

たしかに会社をやめたら自由です。誰もあなたを制限しません。ただ、誰もあなたを助けてもくれません。あなたはただの他人だから。やめた先のことなんて誰もフォローしてくれない。自分で道を見つけるしかない。

 

いまつらい人が休職とかするのは、そうせざるをえないからでしょう。それは仕方ありません。でもギリギリまで粘って、メリットデメリットを比較するのも手です。休職から復職するのか、転職するのか、退職してから就労移行支援などに通うのか。

なにも考えずにやめた人に手厚い支援などきません。自分の人生は自分でおとしまえつけないといけません。安易に辞める前によく考えてください。

 

未練ダラダラで退職したのに未だに後悔してる私が言うのです。まだキャパがあるのに簡単にやめることは、果たして正解なんでしょうか。石の上にも三年、といいますが、座る石もない状態で生きていくことは果たして正解なんでしょうか?

深刻な事態になる前に、自分の人生を真剣に考えた方がいいです。もう子供じゃないので。