うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

カリフォルニアロケットは眠気を呼ぶ。私のうつ病治療に効果をもたらしたのか

関連記事

 

relax-heart.hatenablog.com

 

 

 

メンヘラ会社員のもみじです。

うつ病を患って久しいわたしですが、カリフォルニアロケット処方を使って現在治療を続けています。

カリフォルニアロケットとは、2種類の作用機序が違う抗うつ薬を組み合わせた治療法です。

 

relax-heart.hatenablog.com

 

イフェクサー37.5mg(SNRI)とリフレックス7.5mg(NaSSA)を使って治療をしています。

もともとはイフェクサー単剤で治療していたのですが、効き目を感じられなくなり「違う薬に切り替えていこう」という主治医の提案で、カリフォルニアロケット処方が始まりました。

わたしの体調は改善されたか?

カリフォルニアロケット処方は、一般に強い抗うつ効果を表すとされます。作用機序が違う抗うつ薬を組み合わせることで、効率的にドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンといった「意欲」「楽しみ」「気分の安定」にかかわる神経化学物質の分泌が促進されます。

一般的な抗うつ薬が効果を発するには半月から1か月程度かかるそうです。イフェクサーのようなSNRIはそうですね。一方、リフレックスは速やかに抗うつ効果が出るそうです。

そんなカリフォルニアロケット処方を始めて半月、わたしの体調は改善されたのでしょうか。

 

  • 睡眠

今のところ大きな問題はありません。朝が極端に起きられないという問題がありますが、寝つきの悪さや中途覚醒は改善されました。わけのわからない夢をたくさん見ます。ときどき夢と現実の境目がわからなくなります。

 

  • 食事

一回の食事量、間食の回数が明らかに増えました。食欲は上がりました。ただ、イライラのはけぐちとして間食してしまうことがあるかも。太った感じはあります……体重図りたくないなあ…少しでも体重増加を止めたくて一応一日30分程度はウォーキングしています。

 

  • メンタル

正直ここをどうにかしたかったのですが、今のところ効果てきめんとは言えていません。一時期は爆発的な気分の「上がり」があったのですが、今は逆にうつっぽいです。ただし今は生理前ですので、PMSによる気分障害が大きく考えられます。生理の影響を排除すると、カリフォルニアロケット処方がわたしの抑うつ症状を改善させているのかどうかは、まだ自己判断はできないところです。主治医は「もう少しリフレックスを続けましょう」と言いました。生理が終わり、リフレックスを飲み続けることで、何か変わるのかもしれません。

あ、イライラは増えました。他人への攻撃性が増している実感はあります。

 

  • 身体症状

頭痛、めまい、強い立ちくらみ、口の乾き、ガスが溜まる感じ、体がなまりのように重い、息をするだけで疲れる、強い倦怠感、肩こり…

カリフォルニアロケットに買えたからと言って、体が楽になった感覚はありません。わたしはもともと疲れやすいたちでしたが、うつを経験してからさらに体力が落ち、通常業務をするにも休憩をたくさん挟まないといけない体になりました。

長時間勤務に耐えうる体調になるのは、まだまだ先のようです。

 

まだよくわかりません

主治医も「よくわからない」とのことでした。

爆発的に効果が出る組み合わせ、と聞いて期待していたのですが、肝心のメンタルもPMSのせいでマスクされている感じがあります。生理が終わったら楽になるのでしょうか?一時期の爽快感はどこへやら、うつうつとした感じです。リフレックスが増量されて15mgになったら状況が変わるのかもしれませんね。

 

現状、リフレックスとイフェクサーの組み合わせでうつ病治療に劇的な効果があるとは言いにくい状態です。次回の受診までに、特にメンタル面の回復が見られたらいいのですが。生理周期と一緒にメンタルが大きく動くので、今後要注意ですね。まだ投与量も少ないし、薬効を期待する時期じゃないのかもしれないな。

 

追記:カリフォルニアロケットを中止しました

カリフォルニアロケット処方を数か月続けていましたが、メンタル面に顕著な向上が見られなかったため、処方は打ち切りとなりました。抗うつ効果が抜群に強いと言われているカリフォルニアロケットだっただけに、メンタルが持ち直せなかったのは素直に残念です。新薬と新薬の組み合わせだったので治療費も結構高かったですし、今でこそ自立支援医療制度を活用していますが、当時は3割負担でやっていたのでかなりきつかったです…

 

relax-heart.hatenablog.com

 

打ち切りの理由はいろいろあるのですが、一番は「メンタルがうまくいかなったこと」ですね。リフレックスを飲んでいても思ったのですが、最初こそ少し上向きになったものの、また下向きになっていく。気持ちがいつもどよーんと沈んで、なにもやる気が怒らなくなる。未来を前向きに考えられなくなる。行動する力が無くなる。自分を肯定的にとらえられなくなる…そんな状態でした。

 

relax-heart.hatenablog.com

 そりゃリフレックスの副作用には「体重増加」「食欲増加」「悪夢」などいろいろあります。崖から落っこちて死ぬ夢とか、腕がもげる夢とか、橋から転げ落ちて溺れる夢とか、変な夢は山ほど見てきました。夢見が悪いったらありゃしません。

それでも、とりあえずメンタルさえ回復すればそれでいいと思っていました。とにかく当時は気分が沈んでいて、なんといえばいいんでしょう…健常な人の「ちょっと今日は気分がブルーだわ…」というのとは明らかにレベルが違うんですよね…一言でいえば「生命の危険を感じるほど気持ちが落ち込む」という状態です。自傷行為に走りかねないほど気持ちが病み切った状態です。こういうときに「気分転換」とか言って映画を見たりおいしいものを食べに行ったりしても無駄です。味がしませんし感動もしません。体がそういう反応をできるほど、パワーを持っていないのです。

 

relax-heart.hatenablog.com

 

 

カリフォルニアロケットによって、そういう絶望的な落ち込みから立ち直ることができるのではと少しは期待していました。しかし、結論から言うと、カリフォルニアロケットはわたしには合っていなかったようです。効果てきめんと言うわけでもありませんでしたし、自分の気持ちを上向きにしてくれたわけでもありませんでした。そのくせ食欲は異様に増えるし、毎日死ぬほど眠いし、むしろ弊害の方が大きかったように思います。

 

最近になってつくづく思うのは、悪いのは薬ではなく職場環境なのではないか?ということです。いくら良い薬を見つけて使ったとしても、毎日毎日大嫌いな職場に通って大嫌いな仕事をしていて大嫌いな人間関係に囲まれて過ごしていたら、治るものも治らないんじゃないかっていうことです。だから、一概にカリフォルニアロケットが悪かったとは言い切れません。私がその薬の組み合わせが合わなかっただけかもしれませんし、単純に職場が嫌いすぎてそのストレスが甚大すぎて薬が太刀打ちできなかっただけなのかもしれません。

 

relax-heart.hatenablog.com

 

 

カリフォルニアロケットを辞めたあと、ジプレキサという薬を飲み始めるようになりました。これはこれで太るし眠くなるしで憎たらしい薬です。体調は多少ましになりましたが、太るのがもう嫌すぎて、結局やめました。もう糖尿病になりかねませんよ、こんな太る薬ばっかり飲んでいたら…

 

relax-heart.hatenablog.com

 

それで最近どうしているのかというと「SNRIダブル+リチウムで抗うつ効果増強療法」を行っています。端的に言うと、SNRIのサインバルタもイフェクサーも飲みつつ、抗うつ剤の効果を高めると言われるリチウムも飲んで、抗うつの底上げを行うというものです。

 

relax-heart.hatenablog.com

 これは異様な食欲も眠気も起きませんし、個人的には結構メンタルが安定する処方だと思いました。難点がリチウム中毒の危険性があることと、それを防ぐために月一くらいで採血して血中リチウム濃度を測定しなければならないということですが…慣れたらなんということはありません。

 

そういえば私にはうつ病ともうひとつ、双極性障害疑惑が長らくありました。この疑惑はいまだに解除されておらず、「テンションの上下が激しい人ですね」とはいろんな医師から指摘されるのですけれど、現在の処方が続いていることから、特に問題はないようです。もしも双極性障害だったとしたら、イフェクサーとサインバルタを飲んでいる時点で明らかに躁モードに移り変わっていたでしょうし、そんなイベントが現在はまだ観測されていません(浪費や異様な行動は、まだ取っていないつもりです…かなり自制しています…自分なりに、衝動買いも相当減らしました…)

 

relax-heart.hatenablog.com

 ただ、双極性障害だったらだったでリチウムは飲まなければならないので、どちらにせよ薬とはすぐに縁が切られるわけではないようです。リチウムが効いているのかどうかはわかりませんが、わりと今の処方でメンタルは安定しています。少なくともカリフォルニアロケットをやっていたころよりかは、明らかにベネフィット>リスクになっています。カリフォルニアロケットのころは、眠いし太るし悪夢は見るしメンタルは改善しないしでさんざんだったので。自分に合う薬を見つけるというのはとても難しいことです。

 

双極性障害でカリフォルニアロケット治療を行っている人も知っています。躁になるリスクも注意しながら服用しているそうですが、その人はうつ期間がかなり長いタイプの双極性障害なので、主治医もそれを見越してカリフォルニアロケットの使用を許しているようです。その人のうつにはカリフォルニアロケットが効くらしく、「底から救い上げてくれるような楽になる感じ」があるそうです。ただしデメリットとして眠気がひどく「朝」または「昼食後の午後」がたいへんに眠く、会議がある際にはコーヒーやカフェイン錠剤を呑んで臨んでいるようです。双極性障害は抗うつ剤はだめ、というイメージがありますが、人によっては抗うつ剤を使ってもいいのですね。メンタル系の薬は使用範囲が幅広いと思い知らされます。

 

発達障害による生きづらさからくるうつ?

相変わらず職場への不満もありますし転職も考えていますし、メンタルは多少よくなったけれど新しい問題「アスペルガー」が湧き出てきますしで、本当に問題の絶えない人生だなと我ながら驚きます。この数年間でどんだけ激動のイベントがあったか数えきれません。本当にやり切れない思いです。人生で一番楽しい?はずの20代がなんかもうボロカスになってて、苦労話のネタには困りませんが、なんかこれでよかったのか自分の人生、と自分を憐れみたくなる思いです。

 

relax-heart.hatenablog.com

 

もとから「生きづらさ」といいますか、社会でうまくやっていく力が著しく欠如した状態で生きてはいました。うつ病になったのも、アスペルガー体質が災いしたのかもしれない、と今になっては思うところもあります。とにかく「普通にやりなさい」「普通に生きなさい」という言葉の意味が全く理解できないんですよね。こればかりは本当に無理。世の言う「普通」がわからない。集団の「普通」がわからない。いつだってはみ出し者で、悪意はないのに集団を乱して、迷惑がられる。そんな存在でした。

 

relax-heart.hatenablog.com

 ですので、最近思うことは、うつ病には「薬だけで対処する」のではなく、その人のバックグラウンドとかどういうことにストレスを感じるのとかも、注意深く振り返ってみることも大事なんではないかということです……わたしのうつ病ももしかしたらアスペルガーの二次障害として生じた病気なのかもしれません。周りに馴染もうと必死で身を削った挙句に発症した適応障害的な症状ではありましたし。

 

relax-heart.hatenablog.com

カリフォルニアロケットがうつ病にてきめんに効果的かというと、わたしは精神科医ではないので断言することはできません。しかし、少なくともわたしには効きませんでした。期待していたような効果はありませんでした。これは人それぞれだと思いますし、効果がある人にはあるんだと思います。

 

そして、うつ病へのアプローチの上で、自分に合った薬を探し続けるというチャレンジを続けるのと同時に、「なぜ自分がうつ病になったのか」「どういう考えかた、どういう性質を持っていたから病気になったのか」について考えてみるのも、病気から脱出するヒントのひとつになるのかもしれません。わたしは先日「アスペルガー」という可能性を提示されましたが、自分の人生を振り返るうえであまりにもアスペに該当する点が多すぎて、「ああ、だから今まで生きにくかったんだな」と納得する部分が多々ありました。

 

relax-heart.hatenablog.com

 

この記事を読んでいる方が、自分自身に合った抗うつ薬などの組み合わせを発見できること、また自分自身の性格や適性を正しく知り、病気から脱出するためのカギはなんなのかを考えることがありましたら幸いです。わたしも2年以上うつ病にかかっていますが、これだという答えはまだ見つかっていません。ともに探していきましょう。

 

関連記事

 

relax-heart.hatenablog.com