うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

毒舌?空気が読めない?不器用?アスペルガー社会人の大学生時代

前々回の記事の続きです。

 

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 小さなころから「生きづらさ」をずっと引きずって生きていました。物心がついたころから生きづらさはありました。具体的にどういうものかと言われると困りますが、「自分は他人とは違う」という感覚を強く感じるようになったといえばいいでしょうか。それもいい意味ではなく悪い意味で。たとえば体育の授業、団体行動の授業、他人となにかを共同で成し遂げていくことがことごとくだめで、「どうして自分はみんなのようにうまく動けないんだろう」「なんで自分は周囲の人たちになじめないんだろう」という違和感はずーっとありました。物心がついたころだから、たぶん保育園か幼稚園のころの記憶の時点で、生きづらいという感覚はありました。

 

発達障害があるということが判明したのはついこの前です。医師に発達のでこぼこを指摘され、WAIS-3テストを受けた結果完全なアスペルガー症候群と診断されました。

 

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 それまでは、「なんか知らんけどとにかく生きにくいしうつ病にはなるし仕事はまともにできないし本当にごみだな自分」と思っていました。うつは何年治療しても治らないし、仕事だってうまくいかない。人の和にも入れない。「なんで普通に生きていくというただそれだけのことがうまくできないんだろう」という違和感はずーっと二十年以上ありました。その結果が、アスペルガー症候群と言う名前で表されたのだと思います。

 

小さいころの発達に問題はなかったようです。親からは特に問題があったとは聞きませんでしたし、特別学級に配属もされませんでした。たぶん学習障害がなく、ADHDでよくある多動性もなかったので、授業を聞いている分には無害な子供だったのでしょう。変わっていることは言うまでもありませんでしたが。

 

3歳ごろから「自分は周りの子供たちと違う」という違和感を感じながらも、なんとか小学校中学校高校とやってきました。失敗したり人に嫌われたり人を傷つけたりしながらも、まあ大学進学まではやってこれました。この大学生活は大学院を含めて6年間あるのですが、まあ自分のパーソナリティの異常さを自覚するのに十分な機会だったように思います。社会人になってからはさらに「おかしい」と気づくのですが…

 

 

コミュ障を発動し、友達をなかなか作れない

大学に進学したわけですが、引っ込み思案で内気な性格は相変わらずでした。友達は少ないながらもいましたが、浅く広い付き合いというものがなかなかできませんでした。自分が「友達」と認識していない人から話しかけられるとものすごく挙動不審になるのです。今思えば不思議な話ですが、「友達」「そうじゃない人」の区別を自分の中ではっきりとしていて、「そうじゃない人」とはまったく話す気にならない、話す意味が分からない、という態度をとっていました。これぞコミュ障。別に友達じゃなくても世間話くらい適当にすればいいのにと今なら思うのですが当時は「友達じゃない人とはむやみに話さない」という謎のポリシーを持っていました。いらんがなそんなポリシー。

ですので、友達はいるにはいましたが、付き合う範囲は狭かったです。せっかく大学と言う新しい環境に入ったのだから、もっと広い視野をもって人と接すればよかったのに…コミュ障をこじらせすぎて、大学デビューはできませんでした。ちなみに大学時代で作った友人とは今も親しい関係でいます。

 

「飲み会」についていけない

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大学生といえば飲み会ですよね。とにかくアホみたいに飲み会を開きますよね。大しておいしくない安いだけのお店で飲みますよね。私も入学直後に飲み会に誘われて行きました。「おお、これが世間でよく言う飲み会と言うものなのか…」と好奇心を持って参加しました。

ところが、これがぼろぼろ。

発達障害の聴覚過敏なのでしょうか?私はとにかくいろんな音を拾ってしまう体質で、「いらない音」「いる音」を区別することができません。だから他人のキーボードの打鍵音とかがすごく耳障りだったり、カフェの音楽が気になって一緒に話している人の話す内容が耳に入らなかったり、仕事に集中しようと思っても周囲の人が話し出すとその話の内容に頭がうつっていってしまいます(その話の内容が自分とは無関係だったとしてもです)ちなみに家で過ごして音楽や動画を楽しむときも、音量はかなり小さめにしています。これは隣人対策と言うより、「うるさくて耳障り」なボリュームが私の場合かなり小さいからです。ちなみにバンドのライブなどは、バンドによって変わります。音響がクソなバンドだと耳障りを極めますが、私がよく行くミュージシャンの音響はいつもいい感じにセッティングされているので、耳栓なしでも楽しむことができます。とりあえず爆音だしとけばかっこいいだろwwwみたいなスタンスのバンドは大嫌いです。

 

とにかく、そんな耳を持ったわたしにとって「飲み会」は異次元空間でした。何を誰が言っているのかまったくわからない。誰が何に対して笑っているのかわからない。何かを聞かれても何を聞いているのかわからない。「ノリ悪くない?」とか言われても無理です。だってノリがわからないですから。何を話しているのか全然聞こえない。店員の声、走る音、BGM、他の客の笑い声、ドアが閉まる音、ドアが開く音、グループAの話の内容、グループBの話の内容、グループCの話の内容、全部ごちゃごちゃになって聞こえてくるので、「何がこの場の主題なのか」「自分はどうレスポンスすればいいのか」皆目見当がつかないのです。これのおかげで飲み会は常に赤べこ状態でした。とりあえずうんうんうなずいてたらいいんだろって。みんなが笑うタイミングで笑っとけばんだろって。何言ってるか全然聞こえないけどなって。

 

もうううう楽しい飲み会どころか地獄の時間でした。「次何飲みますか?」って聞いたところで、相手の回答が聞こえないんですからもう気をまわすのも無理ってことです。こりゃーだめだ。あといわゆる「サラダわける系女子はあざとくていやだ」ってよく聞きますが、私は気が回ってえらいなあと思います。というのも、わたしがサラダを取り分けると「嫌がらせ?!」って怒られるんです。どういうことかというと、ある人のだけトマトが少なかったり、ある人のだけレタスがやけに多かったりするんです。これはもう意図的なものでもなんでもなく、「とりあえず早くやらなきゃ」と思う一心でやるのですが、根のクソ不器用さが災いして、「綺麗なとりわけ」が全然できないんです。だから平等にトマトを入れろとか、にんじんを多く入れるなとか言われても、瞬間的な行動はさっぱり無理なんです。これですごくもめて、先輩から「お前俺のことばかにしてんのか」って怒られたことが何回もあります。そのたびに「はあ?文句あるなら自分でサラダくらい取り分けろやばーか」って何回も心の中で中指突き立てていました。最近はサラダとりわけ女子が少なくなっている傾向なのでいいことです。

 

とにかく、飲み会は話の内容は聞こえないし、食事はまずいし、飲み物を頼むタイミングもわからないし、何が楽しいのかわからない時間でした。気づいたら座敷の隅でひとりでウーロン茶を飲んでいました。(あーもうこれは無理だな)といろいろ悟った瞬間でした。大学デビューでウェイウェイする人も多いらしいですが、少なくとも私には無理。だって話の内容聞こえない時点で詰んでるでしょう。みんなが何に対して笑っているのかわからない時点でこれはアカンと思います。この「みんなが笑う理由がわからない」というのもアスペの「冗談が通じない」という特徴なのでしょうか??

 

サークルに入り彼氏ができてすぐ別れ

大学生だし一応サークルでも入っておくか、過去問も必要だし、というわけで、友達といくつかのサークルを見て回りました。そして気に入ったサークルを見つけ、入部しました。厳しすぎないゆるいサークルだったので活動を続けやすかったのと、過去問をくれる先輩がいたことが入部の決め手でした。

サークルに入ったことは正解でした。サークルで親しくなった人も何人かいましたし。イベントも豊富にあるサークルだったのでそこで仲良くなる人もいました。

夏の大会で親しくなった先輩と一時的に付き合っていたこともあります。今思えば大学一年生と言う希少性の高い存在はハントするにはちょうどよかったのでしょう。でも付き合いは長く続かず、なんとなく自然消滅してしまいました。わたしが恋愛にとんと興味がなく「付き合うこと」の意味をよく理解していなかったので、相手が飽きたんでしょう。コミュ障はサークルに入っても特に治ることはありませんでした。当時は「コミュ障」なんて言葉はありませんでしたが、自分が明らかに口下手で人付き合いが下手で、他人の気持ちの分からない情緒のおかしい人間だということは、ちゃんと意識してはいました。

 

運転免許で「頼むから免許取らないでくれ」

大学生のうちに普通自動車運転免許を取ろうと思い、自動車学校に通うことにしました。しかしまあ、これがぽんこつぽんこつ。手先が不器用なわたしはもちろん運転もへたくその極みです。もう何回トラブルを起こしたか覚えていません。学校を破壊したことがあります。たしか教員なしの教習のときに、直進すべきところをどういうわけかカーブして自動車学校のフェンスに思いっきりぶつけてフェンスをぶっ壊してしまったんですよね…本当に申し訳ない。「なんで今カーブしたの?!!」と言われてももはやわからない。自分が何でカーブしたのかわからない…こんなことがしょっちゅうありました。あの自動車学校は私のせいでいくつか設備が壊れています。踏切も停止するべきところを突っ込んでバーを壊しましたし、高速道路教習では車をハリウッド映画のごとくスピンさせて教官マジ切れでしたし、山道教習では下り坂で時速100キロくらいアクセルを踏み倒して教官に「俺を殺す気か!!!!!」と怒鳴られたこともあります。

 

繰り返して言いますが、わざとやっているわけではないのです。トラブルを起こしているのではなく、一所懸命やった結果、なぜかトラブルが起きるのです。わたしは免許を取りたい一心で学校に通っていたのですが、先生たちからは「頼むから免許を取らないでくれ」「事故を起こす存在だ」「お願いだから卒業しないでくれ」と言われました。免許を取るための学校で「免許を取るな」と言われる生徒ってなかなかレアじゃないでしょうか。本当にわたしはぽんこつの極みの生徒だったんだと思います。

 

あと、運転中に気絶しそうになって教官にたたき起こされる、青信号なのに進まない、赤信号なのに止まらない、一時停止を停止しない、シートベルトをしない、アクセルとブレーキを踏み間違える……こんなことは毎回のことでした。ちょっともうおかしいでしょうこれ。電気自動車の時代早く来てくださいよほんと。車社会に適応できる人間じゃないんですよ、本当に。

あと、原付の研修も受けました。教官にタックルしてケガさせかけたことがありました。「こっちまでアクセル踏んでやってきてね~」と言われたので、よっしゃやったるぞとアクセルを踏み倒したら、思いのほかスピードが出すぎて、教官にぶつかりました。また「俺を殺す気か!!!!!」と言われました。わたしは原付乗るのにも向いてないと思います。なんかもう、致命的に何かがアカンのですよね。

 

ちなみにペーパーテストで受けた免許適性は「最低。免許取るな」でした。今思えばこのころから発達障害のけがあったのかもしれませんね。しかし、もう入学金は払った身分ですし、免許を取らずに卒業するわけにはいきません。

 

自慢じゃないですが、わたしは本番に強いタイプです。うわべを取り繕うのが得意なタイプです(あとでぼろが出て幻滅して人が去っていくタイプ)。ですので卒業試験は無事ノーミスで通りました。あのときの悔しそうな教官の顔は忘れられません。「どうしてこいつが卒業してしまうんだ…!!」「頼むから事故だけは起こさないでくれよ…」と言われながら卒業しました。それから免許をとってすぐに運転を開始したのですが、あいかわらず信号無視する、運転中に気絶する、ウインカーを付けない、アクセルとブレーキを踏み違えるなどのアクシデントが続いたため、今ではもう運転していません。わたしは運転しない方が世のためだと思います。絶対に交通事故を起こします。

 

上記のエピソードも、定型発達の人だとあり得ないんじゃないでしょうか…今思えば自動車学校でのやらかしの数々が、発達障害の特徴を表していたような気がします。

 

実験で白衣を燃やす、部屋が爆発する、指が溶ける

大学の年次が上がると実習が増えてきます。私は理科系の学科を選んだので、実験がとにかく多かったです。理系に進んでなんなのですが、わたしは実験が致命的に苦手です。理由はもうお分かりかと思いますが、手先が致命的に不器用だからです。

 

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 折り紙、裁縫、ミシン、編み物、ビーズアクセサリー……それ系のものはすべてダメです。女性の方が細かい作業が得意だなんてよく言ったものです。わたしのように荒い作業も細かい作業も苦手などうしようもない人間もいるのです…さらに言うなら料理もお菓子作りもダメです。あと、女性がよく得意とするヘアアレンジも無理です。自分で言っていて悲しくなります…得意なのはタイピングくらいです…

 

とにかく、細かい作業が求められる実験は本当に苦痛でした。なにかを何ミリリットル取らなきゃならない、という作業も苦手でしたし、マウスの解剖も苦手でしたし、マウスを殺す(頸椎脱臼)もマスターできずに卒業しました。火を使う実験も苦手でしたね。何回も白衣を燃やしましたし、火の上に間違えて手をかざしてやけどしたことも何度もありますし、混ぜちゃいけないものを混ぜて実験室を爆発させたこともあります。

 

最終的に、実験グループの中で「おまえは手を動かすな。記録しろ」というポジションになりました。レポートづくりの基盤を書く仕事ですね。実習の後半はひたすら方眼紙やレポート用紙にグラフを書いたり実験結果を書き込んだりしていたので、結局全然手先を動かす実験はしていませんでした。わたしが下手に手を動かそうものなら「できないくせにwwwww」と笑われました。内心めちゃくちゃムカつきましたが、実際できないので言い返す言葉もありません。ですので、わたしは理系のくせにぜんぜん理系らしい実験をこなすことがなく実習期間を終えたことになります。しかし本当に、あの時期は何回指を燃やしたか数えきれません。「ここに火があるから指近づけちゃいけない

ってわかるでしょ?!」って言われて、たしかに理屈はわかるのですが、いつもとっさに火の上に手を伸ばしてしまう…おかげで手は水膨れだらけでした。

 

バイトで先輩に怒られすぎてクビに

大学生だからバイトでもするかということで、ある業種のバイトをやっていました。しかし長く続きませんでした。バイトの影響で成績がめちゃくちゃ落ちてしまい進級が怪しい状態になってしまったのと、バイト先でもう人間関係がめっちゃくっちゃになってしまったからです。

 

これがアスペのアスペたる所以なのかもしれませんが「怒らせるつもりはないのに怒らせてしまう」経験が異常に多いんですね。それまでの人生でも数々の人をキレさせてきましたし、ある人なんかはSNSで「もう二度と顔も見たくないから近寄るな」ってメッセージを送ってきたこともありました。ですので人との衝突回数は多い方だと思います。悪気もなく怒らせてしまうパターンが非常に多い。

 

そして、バイトでも同様のことが起きました。まあ怒る怒るみんな怒る。だいたい私の発言に対して怒る。「なんで何も言わないんだよ!!」って怒られたかと思えば、「今の一言いらないだろ!!」と怒られる(こっちの方が多かったかな)。こちらは怒らせたくて発言しているわけではないので本気で「?」となりました。なんで自分の発言にみんなこんなにイライラしているんだ?みんな何を考えているんだ?みんなの思考が理解できない、他人が怖い、という状態になりました(最近はかなり軽減しましたが、数年前まで「他人が怖い」感覚はかなりありました。何を考えているかわからないし、わたしの発言にいちいち怒る彼らの存在が心から理解できなかったのです)

 

あと「普通だったらこうするだろ!なんでわかんないかなあ」ってこともよく言われましたね。「普通」ってなに?普通だったらこうするってなに?自分が普通の範囲外にいるので、「普通」にいる人たちのイメージする「普通」がまったくわからないのです。

たとえば同僚がいたとしたら、「今の〇〇ちゃんだったらこうしてたよねえ。なんでもみじさんはやらないの?そういうのやらないことで周りに迷惑がかかるってわからないのかな?」ってこともかなり言われました。はあ、そういうものなのか…と思って、別の機会に〇〇ちゃんがやっていたことをやっていたら、「今そういうのするタイミングじゃないよね?もっと周りを見て行動してくれない?普通はそういうのやるのは考えられないと思うよ」とも言われました。もう頭の中パニックです。何が正解???どうやら時と場合に合わせて正解はくるくる変わるようです。そんな「正解」を毎回毎回はじき出していくことなんて、私には無理。無理。もうううう無理。

 

大学の成績も低下していたし、自動車学校で忙しかったこともあって、バイト先には遠回しにクビにされました。わたしもクビでよかったと思います。あのまま続けていたら精神的にやられていたし、進級もできなかったし、自動車免許も取れなかったかもしれない。いまだにコンビニやファミレスのバイトの人を見ると「すごいなあ」と思います。接客業とか、マルチタスクが必要な仕事とか、ほいほいこなせる人って本当にうらやましい……いつも人を怒らせたり動作がのろかったり「空気読んでる?!」と言われたりするわたしにはマジで無理な仕事です。

 

「毒舌だよね」で先輩激怒

大学時代のエピソードはまだまだ続くのですが、最後にこれだけ。「他己紹介」というものがありまして、学部の人たちがその人に対して思っていることを寄せ書きみたいに書いてみるというイベントがありました。当然自分に対してもコメントが寄せられているわけですが、とりわけ多かったのが「毒舌」。「おとなしそうに見えて毒舌」「物静かに見えてズバズバ言う」「見た目のわりに口が悪い」「自分のことは話さない代わりに他人に対しては踏み込んでくる」……といったものですね。まあ一言でいえば性格が悪いということです。決して褒められてるものじゃありません。だって学部の姫的存在の子の他己紹介は「かわいい」「女神」「結婚したい」「優しくて頭も良くて天使」「出会えたことが奇跡」とか描かれていましたから。ちなみにその人は本当にかわいくて成績もトップで優しくて実験も巧くて人望もある天使のような人でした。こんな人がいるなんてこの大学も捨てたもんじゃないと思いました。よく言う「美人は性格がよくて、ブスは性格が悪い」は、あれは結構真実だと思います。だってあんなにきれいで周りから褒められて育ってきたら、そりゃあ醜い心が育つはずもありませんよ。かたやブスだのカスだの言われてきて性格がひん曲がらないはずもないですよ。やっぱり、見た目がいい人はだいたい性格もいいです。

 

ちなみにたいしてかわいくない女子どうしの「かわいい」「美人」という他己紹介の応酬にはうんざりしました。「え…その顔で?」と思ったことも何回もあります。あの褒め合いっていったいなんなんでしょうね?相手を褒めときゃ自分も褒められるみたいな?お世辞にも美人じゃないのによく「美人」とか言えるなー口の中に何枚ベロがあるんだろうなーと不思議に思ったことがあります。お察しの通り私は女性社会でももちろん浮きます。

 

とにかく、他己紹介でわたしが何回も言われたのは「毒舌」。これを普通の人は「おまえちょっと口が過ぎるから改めろよ」と受け取るのでしょうけど、当時の私はラリっていたのかなんなのか、「誉め言葉」と受け取りました。あれ、これアスペの「嫌味が通じない」ってやつ…?

当時毒舌芸人が流行っていたのもありまして、「とりあえず笑いをとっとけばコミュニケーションは成り立つ」と誤解していた私は、笑いのために他人をディスるようなことも言っていました。最低ですねえ。簡単に言えば、盛り上げ役でウェイウェイ言っている人のことを「つまんない」「くだらない」「本気でやってんのそれ」みたいなことを言ってけなして周りが笑う、みたいな話です。レスポンスとして「周りが笑う」ということがありましたので「これはコミュニケーション手段として利用できるかもしれない」と誤解を深めていったのですね。完全に引きつりわらい、付き合い笑い、ドン引き笑いだったと思うのですが当時は気が付きませんでした。

 

ですので「毒舌」と言われても身を改めるどころかどんどん周りをディスる言動をしていった結果。どうなるかというと。

先輩にむちゃくちゃ怒られました。「人をなんだと思っているんだ!!」「みんな本気で笑っているとでも思っているのか!!」「人としておかしい!!自覚はないのか?!」「どうしてみんなと仲良くできないんだ!!(幼稚園でも言われたことがまたよみがえる)」「どう育てばそんな感性になるんだ!!」ともう言われまくりました。

 

それでさすがにへこんで、「どうも自分の言動は周りを不快にさせるらしい」と思いました。しかし、その理由までは深く考えていませんでした。「だってみんな笑ってるからいいじゃん」とさえ思っていました。うーん、アスペに塗る薬はありませんね。怒られても怒られた理由がわからないんですから。これ以降、「毒舌」は相手を不快にさせる、ということを学び、以後できるだけ出さないようにしています。それでも時たま出てしまい「もみじさんって意外に口悪いね!!」って言われることがあります。なんとか隠し通そうとするんですけれど、疲れているときとかイライラしているときとか、つい考えなしにものを言ってしまうことがあります…本当に反省です。

 

大学に入って、「自分はおかしい」「周りと(悪い意味で)違う」「うまくやっていけないことが多い」「生きづらい」という感情がどんどん大きくなりました。

さすがに文字数が多くなりすぎたので、いったんここで切りたいと思います。続きは次の記事で。