うつアスペ会社員と呼ばれて

うつ病とかアスペルガー症候群とかいろいろ

コミュ障?授業中に寝る?KY?アスペルガー社会人の大学時代

前回の記事の続きになります。

 

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振り返ってみると痛々しいことの連続でした。人に迷惑をかけてばかりでしたし、当時は迷惑をかけている自覚もありませんでした。教習所を破壊したエピソードも、実習で爆発を起こして実験を中断させた話も、バイト先の先輩にぶちぎれられた話も、本当に不徳の致すところであります。

 

自分がコミュ障であることの自覚は前からありましたが、それにしてもアクシデントの多いこと多いこと。ほかの同級生に比べて自分がうまく生きている自覚が全くない。というか自分以外の人たちがなんて器用に生きられているのか不思議で仕方ない。そんな時間が長い間続いていました。

行く先々で口を開けば嫌われ、口を閉じれば空気扱いされ、「果たして自分の生き方はこれで本当に正しいのか?何か間違っているのではないか?」と思うことが毎日のようにありました。

アスペルガー疑惑が芽生える

ある日ネットサーフィンをしていて、「アスペルガー症候群」という発達障害が存在することを知りました。「発達障害」という言葉じたい、普段は聞きなれないものです。身体障碍や知的障害は知っていましたが、発達障害は正直あまりぴんとこない言葉でした。というか発達障害と言うといわゆる「自閉症」のイメージがありました。「自閉症だった私へ」という本を昔読んだことがありましたが、ああいう感じの人がいわゆる発達障害なのかな、と思っていました。

 

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)

 

 ですので、アスペルガー症候群と言う言葉自体聞きなれないものでしたし、「そうか世の中にはこういう障害もあるのか」と驚いたのを覚えています。「知的な遅れのない自閉症」というものを、20歳前後で初めて知りました。

 

 

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そして、アスペルガー症候群の特徴をチェックしてみると……あれ、これわたしじゃない??一致する点がいくつもあって驚きました。コミュニケーションがうまくいかない、妙なこだわりがある、知的な遅れはない、手先は異様に不器用、まじめにやっているはずなのに人を怒らせる、人間関係の構築ができない……

 

 

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たしか診断テストもネットで受けてみました。「アスペルガーである可能性は高い」って出たのかな。それでまあ「予想通りだな」と思いました。とにかく他人を怒らせたり困惑させたりするか、空気のように存在を消すかの人生だったので、いつもいつも生きづらかったのです。その原因が発達障害でアスペルガー症候群であるというならば、まあ否定はしない、という気持ちでした。

 

 

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ただ、かといってじゃあ病院に行ってアスペルガー症候群の診断を受けてこようか、という気持ちには当時はなりませんでした。昔は今よりずっと「精神科」「心療内科」が遠い存在でしたし、病院に通う理由と言えば風邪をひいたときくらいでした。そんな人間がいきなり「自分はアスペだと思う」と病院に行く勇気があったかというと……なかったですね。家族の反対もあったでしょうし。(家族は精神疾患や発達障害への理解はありません)病院に行くとお金もかかりますし。しかも調べたところ、アスペの特効薬はないみたいですし。それだったらわざわざ先生の世話にならなくてもいいか、ということで、アスペルガー疑惑はいったん脇に置いておくことにしました。それから数年、社会人になったことで改めてアスペであることが発覚したのですが…

 

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 ただ、自分がアスペかどうかはともかくとして、「普通の人らしく生きよう」という努力を始めたのが20歳前後だったと思います。とにかく他人の顔をまねして、口ぶりをまねして、表情をまねして、しぐさをまねして、声のトーンをまねして、話し方をまねして、動き方をまねして、服装もまねして……自分が「かけ離れている」と思うものすべてを、少しずつコピーする練習は始めました。それから何年も経ちますが、このころのコピーのおかげで助かっている部分はいくらかあります。このころから「自分らしく振舞ってはならない」「自分は周りに迷惑な存在」「できるだけ他人のまねをして、浮いて過ごしてはならない」と、自己否定的な考え方が主流になってきます。今思えば、うつの種はここにあったのかもしれませんね…

 

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Aセクシャル疑惑

20歳を迎えても、実は私は初恋をしたことがありませんでした。付き合った人はいたりはしましたが、自分から自発的に好きになる人がいませんでした。親しくしている男友達がいたりもしましたが、彼らを好きになることもありませんでした。ASDの人に多いのかもしれませんが「自分の感情を正確にモニタリングすること」が私はとても苦手で、自分の気持ちを自覚するのがものすごく遅いです。ですので、誰かと瞬間的に出会った時に「この人いいな」「素敵だな」と感知するのにたいへんな時間がかかります。いわゆるひとめぼれが全くできないタイプです。合コンに連れていかれたりもしましたが、「いいな」と思う人が全然いませんでした(たぶん私の目が変なだけで、一般の人から見たらいいなと思う人はたくさんいたんだと思います)

 

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そもそも「恋愛」がよくわかりませんでした。人を好きになる感情がよくわからないので、付き合って恋愛をして結婚をして…という当たり前の人間のプロセスも理解できませんでしたし、20歳を過ぎてもまだそれがわからない、というのはちょっと異常なことなのではないかと思うようになりました。

少女漫画も読んではいましたが、キャラクター同士の恋愛は他人事のように思え、自分がこんな恋愛ができるとは全く思わない、自分が他人を好きになることはありえない、と思っていました。ふつう20歳ごろの女子なら女子会でガールズトークで恋バナ三昧…いったところでしたでしょうけど、案の定わたしはまったくついていけませんでした。いわゆるイケメンと言われている男子の魅力がまったく理解できませんでしたし、恋バナをふられてもネタがないから話しようがない、といった状況でした。

 

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初恋がないまま成人を迎えたころ、やっぱりネットサーフィンをしていて「Aセクシャル」という言葉を知りました。異性に恋愛感情、性愛を感じない人たちのことのようです。わたしはマジでこれだ、と思いました。このころは結構本気で悩んでいましたね。友達に「人を好きになったことがない」と相談したり、ネットの相談サイトに書き込んだりしていました。そして「本当に好きな人がいつか現れるから、その時が来るまでゆっくり待つのがいい」と言われました。

 

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人を無理やり好きになっても仕方がないから、まずは焦らず自分の生活を楽しむことを優先して…というアドバイスが多かったです。そんな中、とりあえずAセクシャル問題は脇に置くことにしました。これもASD同様、別に医療機関で治療してもらえるわけじゃあるまいし、まあ人を好きになれなくてもすぐに死ぬわけではないので。いったん保留にしました。

 

そして次の問題が発生します。

 

元彼がアスペルガー障害だった

次に付き合った彼氏がアスペルガー障害でした。付き合う前から「俺はアスペルガーなんだ」と言われていて、こちらもネットでそれを知っていたので、へえ、という感じでした。そのまま付き合うことになりましたが、まあ長続きせず終了。今思えばASDどうしのカップルって結構大変だったと思います。お互いがお互いに疲れ切って終わってしまった、という感じでした。

 

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別れた原因…今思えば、私がわがまますぎたのもあるでしょうけれど、

  1. メールの返信を頻繁にすることにイライラしていた
  2. 話題があっちこっち飛んで意思疎通ができないことにイライラしていた
  3. 自分の時間を拘束されることにイライラしていた
  4. なんでこの人に自分の時間を使わなきゃいけないの?とイライラしていた
  5. 一緒にいても楽しくない
  6. 性的魅力を感じない
  7. 食べ物の好みがうるさくてイライラしていた
  8. 忘れ物、無くしものが多くてイライラしていた、クリスマスプレゼントを瞬殺で無くされてブチギレした
  9. 話が彼の中で自己完結していて、「え?そういうことなら最初から言ってよ!言われないとそんなことわからないよ!!」ということが多すぎてイライラしていた
  10. 要はコミュニケーションが困難だった

このような事情があって、付き合いは長続きしませんでした。テスト勉強中でイライラしている時期に「メールの頻度はもう少し抑えて」って言ったのに相変わらず頻繁にぽんぽんメールが来るときは、携帯を壁に投げつけてやろうかと思いました。

 

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さっきのAセクシャルの話にもつながるのですが、このとき彼にまだ性的魅力を感じていたり、スキンシップしたいという欲求を感じていたのであれば、まだつながりは続いていたのかもしれません。しかし、なんせ男性に滅多にときめかない、感情を動かされない、動いてもそれに気づかない性質だったので、彼と一緒にいても心は凪のように静かでした。むしろ成り立たないコミュニケーションにもやもやを募らせていました。

 

 

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これ以上の付き合いはお互いにとってよくないだろう、と短期間で終了。つくづく自分は恋愛に向いていない性格だ、と思い知るエピソードでした。

 

授業中に寝る

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今思えば中学時代からの悪癖でしたが、ほぼすべての授業を寝ていました。最悪な生徒だったと思います。理由は簡単で、「授業を聞くより家で自分で勉強した方がわかりやすいから」でした。当時の自分は放課後をリア充エンジョイしたい部活で汗を流したいなどという願望もなかったので、家で勉強したり息抜きにゲームやネットしてたりするほうが楽だと思っていたのです。そんなわけで、中学の後半から大学まで授業中はずっと寝ていました。

 

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本当に迷惑な生徒だったと思います。興味のない授業を延々と聞くの、苦痛なんですよね……だってハッキリ言って、教えるのすごく下手な先生とかいるじゃないですか?あと、学校の授業って、「レベルが低い生徒」に水準を合わせて授業を進めるじゃないですか。そんなのいちいち聞いてられないんですよね。だから内職して、内職にも飽きたら寝る、の繰り返しでした。高校3年くらいまでずっとそれ。授業を聞いても頭に入らないから、自分で教科書読んで問題集解いて…とするほうが、確実に成績は上がりました。

 

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しかし、大学時代も寝てばかりいたら、成績はみるみる間に墜ちていきました。大学になるとさすがに頭のいい人がそろっているから、周りと話が合わなくなっていくんですよね。「あの課題ぜんぜんわからん…」とわたしが言うと、みんなすいすい教えてくれます。「なんでわかるの?!」って聞いたら「授業中起きてたらわかるよ」って呆れたように言われました。ここでいよいよ「授業中寝ていたらいかん」と思うようになりました。学費をどぶに捨てているようなもんですからね。もったいない話です。

 

 

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ただ、今思えば「授業中に寝る」というのも、発達障害の特徴だったのかも、と思います。自分が興味がないこと、つまらないと思うこと、やる気を出せないことに対して、いつも徹底的に先送りにするんですよね。たとえばわたしは歴史が好きなので歴史の授業はちゃんと起きて授業を聞くし資料集や教科書も読み込むのですが、嫌いかつ苦手な物理の授業はもはや壊滅的でした。

 

 

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この「興味がないことには寝てしまう」性質は社会人になってからも続き、何回も怒られました。「学生じゃないんだぞ!!」と何度も怒鳴られ、どうすれば寝ないで済むか?を必死で考えていました。結果、昼食を抜く、カフェイン錠を服用する、コーヒーをがぶ飲みする、などの荒業に行きつくのですが…そこまでしないと、眠るつもりはなくても眠ってしまうのです。「ナルコレプシー」という言葉を聞いたとき、自分のことだろうか?と思いました。ただあれは、笑いながら寝るというようなことがあるらしいので、そこは自分とは違うかな…。

 

 

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とにかく、講義中に寝るという悪癖は大学時代中盤から改めました。ちゃんと講義を聞いてノートにまとめて復習する、を繰り返していたら成績が伸びていったので安心しました。やっぱり講義を聞かずにテストを受けて良い点とろうなんて、虫のいい話ですよね…

 

ゼミ配属で、また怒られる

大学の年次が上がってくると「ゼミ配属」があります。私は希望通りのゼミに配属されました。理系のゼミなので、当然実験が山ほどあります。卒業論文のための研究をしなければならないので、毎日が実験です。土日も区切りなく実験しなければなりませんでした。

 

 

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さあ、数々のしくじりをやってきた私が、ゼミと言う閉鎖的空間でうまくやっていけるかって?やっていけるわけがないでしょう。もう怒られ倒し、呆れられ倒し、「ほんとに変な子だね」という認識で通り続ける日々でした。理系だったので、変わり者が多くても仕方ない、みたいな空気ではあったのですが……まあやりづらかった。何回も何回も言われたのが「普通はこうするでしょ」「普通わかるでしょ」「なんでわからないの」「馬鹿じゃないの」「なんで教えてもできないの」「普通どうするかよく考えてみろ」といったことでした。

 

 

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この「普通分かるでしょ」が本当にわからなくて、頭の中パニック状態でした。前にやった実験を再現しようとしてもできないし、他の同期はすいすいこなしていくのに自分だけできないし、高い材料を使った実験をばんばんやっても結果は出ないし、ゼミ内の研究進行発表会では自分だけ発表することがないですし、もうやりづらいったらありませんでした。

 

 

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本当に教習所を破壊するレベルのクソ不器用なので、理系の実験もまったく結果が出せないんです。プロトコル通りにやればできるでしょ?と言われても、なぜかうまくいかない。わからないところを聞きに聞くと「何度やればわかるの?!こっちも忙しいんだからそのへん空気読んで聞きに来てよ!!どんだけ迷惑な存在かわかってるの!!」とものすごい剣幕で怒られたこともあります。「空気読んで」って言われてもそれさえわからないからわたしはどうしようもないんですけれど……そのときはひたすら平謝りします。自分の何が悪かったのかわからないですけれど、とにかく平謝りします。今思ってもあれはムカつく話だったなあ。なんだか今は家族も作って幸せそうにしてるらしいけど正直憎たらしいし不幸になればいいと思っています。

 

 

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決してネタで言っているわけでもなく人を怒らせたいわけでもなく、ちゃんと結果を出したいから実験しているはずなのに、まったく芽も出ず先輩先生からも呆れられ、半年近く無駄な時間を過ごしました。卒業論文は結局急いでかき集めたデータでお茶を濁しました。こんなんで大学卒業といえるんですから複雑です…

 

 

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あと、ゼミでしょっちゅう開かれる飲み会も苦痛でした。単純にお金がかかることも嫌でしたし、アルハラがあることも嫌でしたし、食事がまずいですし、帰宅時間は遅くなるし、前の記事で書いたように飲み会の話声はまったく聞こえないので全然面白くないですし、お酒はまずいですし、本当に何も生産性のない時間だったなと思います。「さっさとこいつら卒業してくんないかなマジで」といつも思っていました。

 

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あと頻繁に開かれる「懇親会」的な仲良しイベントも苦手でした。どこかにドライブしたり、バーベキューしたり、鍋パーティしたり、たこやきパーティしたり。何が嫌って、こういう「懇親会」的なイベントって、集団の中で空気を読むことが試されるので、自分が何をしたらいいのか皆目見当がつかなくなるのです。その結果、なんか自分ばっかり肉とか野菜を焼いて全然何も食べていなかったり、その逆で「いつまで食ってんだよ!さっさと手伝えよ!!」と指摘されたり、なんかもう「適度に楽をしながら適度に集団の役に立つ」ことが致命的に下手で、イベントのたびに凹んでいました。イベントで毎回言われるのが「ほんとKYだよね」ということで、自分が空気を読めていない自覚もないので、「じゃあどうしろっていうの??」という疑問で頭がいっぱいでした。でもそれを口に出して聞くと、また怒られるんですよね…本当に世知辛い…

 

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とにかく実験はへたくそだわ、イベントでは空気は読めないわ、なんにもいいとこないゼミ生活でした。ゼミのメンバーに何も貢献していなかったと思います、マジで。「席があるだけありがたいと思えよ」と言われたこともあります。ゼミという少人数の世界で、常に相手との距離感を測りながら、相手が求めている言葉や行動を察しながら生きていくという芸当が、わたしには本当に無理でした。だからゼミに入りたてのころは相当いびられました。「なんであいつこの部屋に来たんだろう、マジで迷惑なんだけど」という会話を目の前でされたこともあります。

 

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人間同士のコミュニケーションが本当に苦手で、相手の気持ちを察することもできませんし、なんなら自分の気持ちもわかりません。自分では何の気もなしに言ったことが、相手の逆鱗に触れたことが何度も何度もあります。今思えば言わなきゃよかった、ってことがいっぱいあります。

たとえば料理が上手だと自称する先輩の手料理を食べてみて、「正直に感想言って」って言われたから「もうちょっと火を通した方がいいと思います。なんか今の状態だと生煮えで食感が悪いです」って言ったら「今のはないよね~~~?!wwwwww」ってキレられたり。

 

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OGの先輩に「いくつに見える?」と聞かれたので「35歳くらい」と言ったら「ふざけんなよ!!」って言われたり(だって化粧がムダに濃くて香水がくさくて髪が痛んでてどう見ても実年齢より老けて見えたんですから…)

とにかく「言わないでいいこと」を言って怒られた経験は枚挙にいとまがないです。本当にコミュ障かつKYなんですね。思い出しても頭が痛くなるエピソードばかりです。「本音」と「建て前」を使い分けることがとても苦手で、他人の本心を察しながらコミュニケーションをするというのが非常に苦痛です。「されて嫌なことはしない、言われて嫌なことは言わない」をいつも言い聞かせて行動していますが、それでもうまくいかないことのほうが多い……精神的に非常に幼い状態のまま20歳を過ぎてしまったんだと思います。

 

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「君は生きていくのに向いてない」

忘れもしません。あるバイト先にいたときのことです。

当時は大学院生で(理系なので同級生の大半は大学院に進学しました。スーパーレベルに実験が苦手な私ですら、大学院に進むことを決めていました)、まだまだコミュ障とKYが続いていた時期のことです。

 

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そのバイト先の店長は典型的なパワハラモラハラ気質で、従業員に暴言を吐くことが常になっていました。立たされたまま2時間説教なんてことも普通にありましたし、ミスを指摘するどころか人格否定するような発言も日常的にしていました。いわゆるブラック企業の社長的性格というか、俺の理念についていけないやつは全員辞めろ的なスタンスを持っている人でした。

 

 

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そんな店にわたしがバイトに来たのですが、まあこの店長のターゲットにならないわけがないですよね。毎日毎日何時間も居残りで説教されました。単純なミスの指摘だけならともかく、私の頭の悪さ、愛想の悪さ、容姿の悪さ、身だしなみの悪さ、性格の悪さ、コミュニケーション能力の低さ、社会性の低さ、常識のなさ、「普通出来ること」ができないこと、を毎日毎日繰り返し繰り返し説教されました。

他の従業員からしたら、ちょうどいいスケープゴートができたとおもったでしょう。自分より出来の悪い奴が来てくれたのですから、そいつを矢面に立たせておけば、自分は被害を受けずに済むわけです。

 

 

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もう何回怒られたか記憶にもありません。毎日気が遠くなる思いでした。似た時期に別のバイトの人もいたのですが、なにが腹立つって、そのバイトの人とわたしを「比較して」ネチネチ説教してくるんですね。もうううこれには腹が立った。「〇〇さんは簡単にできることなのにもみじさんにはなんでできないの?頭がおかしいの?」ということを何度も何度も言われました。「あなたほど一緒に仕事をしていて腹立たしい存在はいない」とも言われましたし、最悪「君は生きるのに向いていない。社会に出ない方がいいよ」と言われました。

 

 

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この店長と会話すると、二言目には「今のその発言おかしいよね?!普通そんなこと言わないよね!!」と言ってくるので、「だから『普通』ってなに…?!わたしのどこがどうずれてるのか教えてよ…!!そこを問いただそうとしたら「それは自分で考えろ」とか「そんなもの言われなくても普通わかるだろ」とか言って逃げるくせに…!!」と腹立たしい思いでいっぱいになりました。

 

 

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他の従業員にフォローされたことはありませんでしたね。みんな自分がターゲットにならなくてほっとしていましたし、単純に私の存在が不愉快だったのでしょう。私は相変わらず手先が本当に不器用で、仕事をするのも人より遅く、コミュ障で相手を困らせることも多くありました。「なんでもうちょっと他人と打ち解けようとしないの?」とか「普通もっと積極的に仕事に臨もうとするよね、なんでいつも逃げ腰なの?」とか言われても、もう困惑するだけです。打ち解けようとすると嫌われるし、仕事に首を突っ込むとミスをするし、本当に立つ瀬がないわけです。

 

 

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店長からの「君は生きるのに向いていない」発言は毎日繰り返されました。バイトを辞めるその日まで続きました。「君はおかしい」「社会に向いていない」「どうしてそんな風に育ったんだ」……店長に言われた罵詈雑言はいくらでも思い出せますが、バイトの最後の日、何を言われてねぎらわれたのかはもはやまったく思い出せません。ただ、この経験で、わたしは社会の規範から大きく外れた人間であることを強く自覚しました。どこに行っても浮いている、変わった子、空気が読めない、迷惑なやつ、仕事ができない、使えない……悪評はついて回ります。そしてそれは、大学を出ても、社会人になっても続き、ついにはうつ病と言う形で生活に支障を出してしまいました。

 

 

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大学時代のエピソードはまだまだ続きますが、次の記事にしたいと思います。

生きづらさを抱えている人の参考になればと思います。

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