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金曜日の夜をめざして

なにかと生きづらい双極性障害グレーうつ病会社員のブログ

「たくさん遊んでたくさん働く」うつ病になって、そんな生き方はもうできなくなった

思うこと

社会人になった当初、人事の人かな?とにかく偉い人に言われた記憶があります。

社会人生活はメリハリが大事だ。

たくさん遊んで、たくさん働け。

遊んで吸収したことを、会社にアウトプットしろ。

オンオフがきっちりつけられる社会人になれ。

そんなことを言われたような気がしました。

その言葉を思い返すたび悲しくなります。

もうわたしにはそんな生き方、できないだろうなと思うととてもつらいです。

 「人生、終わったな」って思った

鬱になる前、わたしは「働きまくり」「遊びまくり」の人生でした。

仕事もプライベートも全力投球で過ごしていました。

まさか鬱で自分が倒れるなんて思ってもみませんでした。

 

うつと診断されて、最初に思ったのは、「ああ、もう人生終わったな」ってことでした。

20代は悔いなく過ごそう。やりたいことをすべてやろう。行きたいところにすべて行こう。ほしいものはすべて手に入れよう。

そんな風に思って生きてきました。社会人になったばかりで、焦りもあったのかもしれません。ほかの同年代に負けたくないという思いがあったのかもしれません。

 

なにはともあれ、うつになったことで、いろんなことができなくなりました。

外出もできない、家事もできない、旅行もできない、習い事もできない、人にも会えない、食べたいものも食べられない。

何もできない。

やりたいことがない。

前に進むエネルギーがない。

 

猪突猛進で生きていたはずなのに、突如足止めをくらいました。

抗うつ薬がないとろくに生活できない体になりました。

うつと診断されたとき「人生終わった」って思いました。

正直、今も思っています。自分の人生、もう先がないなって。

今よりよくなることなんてないんだろうなって。

 

遊ぶことも働くこともできない

うつ病に足りないのは幸福感ではなく、活力です。

何かをするための意欲です。

働きたくないから遊ぶ、そういうわけではないのです。

遊ぶ気力さえないんです。

寝ていることしかできないんです。

毎日を死なずに生きていくにはどうすればいいのか、そういうことを考えるしかできない。

 

同世代が結婚とかしていくと非常に寂しくなります。

みんなが前に進んでいるのに、自分は後退していくばかり。

家族をつくれる幸せを持った人たちが、とても羨ましいです。

わたしは、うつになったことで、家族との関係が悪化しました。

家族を頼ることはできません。一人でなんとかしていくしかありません。

 

結婚して幸せそうに笑う同世代や、子供を育てている同世代、仕事で結果を出している同世代、プライベートを充実させている同世代。

 

はっきり言います。全員、憎いです。

見ているだけで涙が出るほど悔しいです。

どうして。どうして自分だけこんな目に遭わなきゃならないのか。

自分なりに努力してまじめに生きてきたはずなのに、なんで病気に邪魔されて、ごく普通の人生を送ることすら阻まれなければならないのか。

 

何かわたしが悪いことをしたのでしょうか。うつにならなければならない宿命でもあったのでしょうか。

そうでもなければ、あまりもやるせないじゃないですか。

がんばって、がんばって、努力と我慢を積み重ねた結果が、病気になってぽんこつ扱いされて、ろくな仕事もできなくなって、プライベートも病院通いとベッドの上での療養だけになって。

一方、適当に生きていた連中が、楽をして、結婚して、家族がいて、仕事をして、趣味を楽しんで。

 

なんで。なんでこうならなければならなかったんですか。おかしいじゃないですか。

20代は悔いなく生きたいと思っていました。社会人になった当初に聞いた「たくさん遊んでたくさん働く」そんな生き方で、20代を駆け抜けたいと思っていました。

仕事もプライベートも充実した人生を送りたいと思っていました。普通の生き方でいいから、充実した生活を送りたいと願っていました。

 

それが今ではこれです。病院通いと薬漬け、職場ではお荷物扱い。薬が高くてほしいものもろくに買えない。旅行なんかもちろん行けない。勉強しなきゃいけないことは山ほどあるのに頭がまわらない。医療保険には入れず、結婚相談所では門前払い。知人にカミングアウトしても引かれ、関係が悪化した家族にはもう頼れない。

 

こんな人生、望んでいなかった。リセットボタンがあるのなら、うつ病になる前に引き返したいです。