金曜日の夜をめざして

うつ病とかいろいろ

失恋がうつ病・双極性障害のトリガーになる人が多い気がする(経験上)

うつ病や、双極性障害が発症するにあたって、トリガーとなる出来事がある人は多いです。

それは仕事のトラブルだったり、人間関係の悩みだったり、結婚などはたから見たら幸せに見えるライフイベントだったりします。

だけど、その中でも「失恋」がきっかけでうつ病になる人って、わりといませんか?

いや、統計的な根拠はなにもなく、完全に自分の周りでの話なんですけれど。

 強い自己否定が発症のトリガーになる?

わたしが小さいころに近所にいたお姉さんは、20代なかばで自殺しました。

うつ病が原因、とのことでしたが、その前には、結婚を前提とした交際をしていた男性との破局がありました。

 

うつ病になった学生時代の友人も、片思いしていた人から手ひどく振られたことがきっかけで、立ち直れなくなり、そのままうつ病の発症に至ったといいます。

 

やはり「自分を否定された」という経験が、心に残すダメージは非常に大きいのでしょうか。

特に、自分が強く執着している、「この人には気に入られたい!」と強く思う相手から否定されてしまっては、「もう自分なんてダメな人間なんだ…」と、ネガティブスイッチが不可逆的に入ってしまうのかもしれません。

 

わたしのうつ病のきっかけは職場環境でした。交際していた人もいましたが、まあうつを抱えながら交際を続けていける体力もなく、破局しました。失恋自体は幸い大したダメージではなかったのですが、やはり、「自分を否定される」という経験は、深い心の傷になります。場合によっては、うつを引き起こしてもおかしくないほどの規模になるのかもしれません。

 

「つらい」を否定しないほうがいい

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個人的には、失恋のショックは、無理に忘れようとしないほうがいいと思います。

いやでも引きずってしまいますから。かつて強く執着した人にふられたからといって、簡単に気持ちを切り替えられるわけがありません。そんなに合理的な頭を持つ人は、まあいるでしょうけど少数派でしょう。大多数は、痛みをせおって、ひきずって生きていくことになります。

 

本気で好きになった人間に本気で否定される(恋人として受け入れられない)というのは、ショックです。自分の存在意義を否定されたも同然、でしょう。関係が深ければ深いほど、好きであればあるほど、それを失った時のつらさは非常に大きいものです。

でも、そのつらさは、否定しないでいいと思います。つらいならつらいままで、その気持ちを受け止めて、泣きたいだけ泣いたり、愚痴ったりしたらいいと思います。

 

健常な心なら、いつかその辛さは時間とともに癒えていくのですが……どれだけ時間が経っても悲しみが減るどころか膨らみ、強い身体症状にもむしばまれるようになってきたら、うつ病の可能性も疑ったほうがいいのかもしれません。失恋がきっかけで心療内科に来る患者さん、多いそうです。

 

誰かを好きになった経験を否定するのは、もったいないことです。失ったことはとてもつらいけれど、無理に否定せず、時間をかけて心の中で処理していけばいいと思います。